たゆたえど沈まず

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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

HP: MOGULER'S DELIGHT
(ほったらかし中)
http://higedura.com/

mail: spearfishing (アット) ab.auone-net.jp

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        2016-07-24       キンッキンに冷えてやがる・・・!!

シオカラトンボ ♀ Orthetrum albistylum speciosum

田んぼで捕まえて水槽に入れていたヤゴが羽化していた。
図鑑で調べてシオカラトンボだろうとは思っていたが、オスではなくメスだった。
いわゆるムギワラトンボだ。

シオカラトンボ ♀ Orthetrum albistylum speciosum

夜空は雲に覆われていたが、ちゃんと月齢に合わせて羽化したのには驚いた。
この後、外に逃がした。鳥に食われんなよ!

シオカラトンボ ♀ Orthetrum albistylum speciosum

マクロアポランターはツァイス・マクロプラナーを超える解像力を持ち、色収差もより良く抑えられている。
使用目的がマクロ撮影に限れば、民生用マクロレンズの中では最良のレンズだろう。
この写真も、拡大して見ると、複眼の一つ一つ、繊毛の一本一本がくっきりと解像している。
もちろん、マクロプラナーにはボケ具合などを含めてまた違った魅力がある。

シオカラトンボ(ヤゴ) Orthetrum albistylum speciosum

水槽に入れてしばらく経った頃。餌はピンセットから食べるし、動きもあるしで面白かった。
また来年、田んぼに捕りに行こう。

カリフォルニアイモリ Taricha torosa

ヤゴが羽化する時用にと木の枝を入れたが、結局ヤゴは一度も登らず。
その代わり、カリフォルニアイモリは大のお気に入りらしく、よく登って木の枝の上で眠っている。
(水槽のガラス面が汚れていて見にくいのは失礼)
おっさんみたいやんけ…。

写真
トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ ♀ Orthetrum albistylum speciosum
有尾目 イモリ科 カリフォルニアイモリ Taricha torosa
D3X + Makro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL, AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G
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        2016-07-11       夏なのにブスよね、アタシたち

チュウサギ Ardea intermedia

アポランター180はピントが合わせにくいなぁ。
同じフォクトレンダーでも、マクロアポランター125とノクトン58は合わせやすいんだけど‥‥。
まぁ写りは良好だけどね。

ダイサギ Ardea alba, アマサギ Bubulcus ibis

写真
ペリカン目 サギ科 ダイサギ Ardea alba, チュウサギ Ardea intermedia, アマサギ Bubulcus ibis
D3X + AF-S Zoom-Nikkor 70-200mm F2.8G, Apo-Lanthar 180mm F4 SL

        2016-06-22       みんな!丸太は持ったな!!行くぞォ!!(アメリカ旅行記-3)

Arizona

前回・前々回に書き忘れたことを少し。

グランドキャニオンではフェンスがあるのはごく一部で、ほとんど切り立った崖がそのままでそこから風景を見る形だった。
ホースシューベンドなどは一切フェンスがない。
実際、グランドキャニオンでは花が添えられている場所もあったし、今まで何人も落ちて死んでいるとのこと。
落ちて死んでもすべて「自己責任」の一言で済ませるというのはお国柄か。
日本では考えられないが、フェンスのような人工物があると一気に景観が台無しになるし、その方がいいのではないかと思った。

セドナで泊まっていた宿では、たくさんの鳥が餌箱に来ていて毎朝楽しませてもらった。
ハチドリも数種類いた。野生のハチドリを見るのは初めて。
でも鳥の写真はほとんど撮らなかったのが悔やまれる。

セドナではガラガラヘビとツノトカゲを探したが結局見つからなかった。
ただ、逃げられてしまったがクビワトカゲは見つけたで!
あとはウサギやリスがすぐその辺にいるのが楽しかった。

Arizona

セドナ滞在中のある日、妻が宿の人や同泊の人たちとアロマオイルのショップやワイナリーに行くというので、
私は一人、オーククリークの渓流に水遊びトレイルへ。
後で聞いたところ、実は妻は30分ほどで切り上げて、宿の人たちと別れて私と一緒にどこかへ行きたかったらしいのだが、
私としてはヤッタこれはチャンスと、「ゆっくりしておいで、俺は川に行ってるから」とプラッと出て行ってしまった。すまぬ‥‥。

渓流で魚やザリガニと戯れ、薮でトカゲを追いかけ、池でふくらはぎまで泥に浸かってオタマジャクシをすくい、
「やっぱオタマジャクシじゃ日本のカエルと区別付かねーし、何の種類か分かんねーな」と呟いていた時、私はふと思ったのだ。

「ついつい忘れがちになるけど、新婚旅行なんだよな。」
「俺は一体何をやっているんだ‥‥。今すぐ妻のもとへ行くべきなんじゃないか!?」

ただ、だからといって私が今すぐ準備をしてアロマオイルのショップに行くのと、
妻たちが買い物を終えて私のいるトレイルヘッドに来るのは同じ時間になりそうだし、
まぁこのまま待つのが一番だなと、再び手のひらにすくったオタマジャクシに目を移したのであった。

Arizona

帰国して数日後、科博のエレベーター内で地学研究部の矢部さんと会った際のやり取り。

「おっ、何か久しぶりですね。どこか行ってました?」
「新婚旅行でアメリカに行ってました。グランドキャニオンとか。」
「おおっ!化石を撮りに?」
「いえ(笑)、生き物を見に。」

グランドキャニオンと聞いての第一声が「化石を撮りに?」というところがさすが(笑)。

Grand Canyon

グランドキャニオンのビジターセンターに行った際に、ナショナルジオグラフィックのパークプロファイルを購入したのだが、
帰国後、写真を整理していて驚いた。

上の左写真は私が撮ったもので、一切トリミングしていない。
右のナショナルジオグラフィックの表紙と比べてみてほしい。
同じ場所・同じ構図で、(朝陽の当たり方から推察するに)同じ季節・同じ時刻で撮っていたのだ(ちなみに朝4時半過ぎ)。
広角レンズで全体像を撮ったものや、何か特徴的な岩があってそれを撮ったものというなら分かるが、
ポイントとしては有名だが特に特徴的な構造物があるわけでもない、だだっ広い風景。
その一角を100ミリの中望遠レンズで撮ったものだからね。

今回の旅行の手配は妻に丸投げ状態だったので下調べもしていないし、なるべく予備知識を入れないよう現地の写真もほとんど見ていなかった。
パークプロファイルを購入したのも写真を撮った後。
一致に気付いたのは帰国してしばらくしてから。
天下のナショジオの表紙だぜ?

いやー、俺ってやるなぁ‥‥。

終わり。

写真
D3X + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, Makro-Planar T* 2/100 ZF

        2016-06-20       忍耐をする変態(アメリカ旅行記-2)

アンテロープキャニオン(アッパー) Upper Antelope Canyon
前回の続き。
アンテロープキャニオン(アッパー) Upper Antelope Canyon(1)

アンテロープキャニオン(アッパー) Upper Antelope Canyon
アンテロープキャニオン(アッパー)(2)

アンテロープキャニオン(アッパー)・入り口(左)と出口(右)
アッパーの入口(左)と出口(右)

アンテロープキャニオン(ロウアー) Lower Antelope Canyon
アンテロープキャニオン(ロウアー) Lower Antelope Canyon(1)

アンテロープキャニオン(ロウアー) Lower Antelope Canyon
アンテロープキャニオン(ロウアー)(2)

アンテロープキャニオン(ロウアー) Lower Antelope Canyon
アンテロープキャニオン(ロウアー)(3)

アンテロープキャニオン(ロウアー) Lower Antelope Canyon
アンテロープキャニオン(ロウアー)(4)

アンテロープキャニオン(ロウアー) Lower Antelope Canyon
アンテロープキャニオン(ロウアー)(5)

アンテロープキャニオン(ロウアー) Lower Antelope Canyon
アンテロープキャニオン(ロウアー)(6)

アンテロープキャニオン(ロウアー)・入口(左)と出口(右)
ロウアーの入口(左)と出口(右)

アンテロープはアッパーとロウアー両方行った。
アッパーは、広く・暗く・人気が高く、観光客が多い。
ロウアーは、狭く・明るく・人気が低く、観光客が少ないが、圧倒的にアッパーより面白かった。
D3Xは高感度に強くないのでアッパーは撮りにくかったな。
どちらかしか行けないのであれば、絶対にロウアーをお勧めする。

ホースシューベンド Horseshoe Bend
ホースシューベンド Horseshoe Bend(1)

ホースシューベンド Horseshoe Bend
ホースシューベンド(2)

ホースシューベンド Horseshoe Bend
ホースシューベンド(3)

ホースシューベンドは実はあまり期待していなかったが、実際に見たらそのスケールの大きさ・迫力に圧倒された。
そこにあるものは写真の通りなんだけど、写真で見るのと実物を見るのではこんなに違うのかと驚いた。

フェイキャニオンの星空 Starry sky over the Fay Canyon
フェイキャニオンの星空 Starry sky over the Fay Canyon(1)

フェイキャニオンの星空 Starry sky over the Fay Canyon
フェイキャニオンの星空(2)

ボイントンキャニオンの星空 Starry sky over the Boynton Canyon
ボイントンキャニオンの星空 Starry sky over the Boynton Canyon(1)

ボイントンキャニオンの星空 Starry sky over the Boynton Canyon
ボイントンキャニオンの星空(2)

ボイントンキャニオンの星空 Starry sky over the Boynton Canyon
ボイントンキャニオンの星空(3)

エアポートメサ Airport Mesa
エアポートメサ Airport Mesa(1)

エアポートメサ Airport Mesa
エアポートメサ(2)

エアポートメサ Airport Mesa
エアポートメサ(3)

オーククリーク Oak Creek
オーククリーク Oak Creek(1)
前回の記事に載せたところは別の場所。
アメリカザリガニの幼体がいて、ああ本来の場所にいる姿がこれか、と思ったが、所詮アメリカザリガニ。特に感動はせず。
でも魚もチラホラ見え、岸沿いの薮にはトカゲ(Aspidoscelis uniparens)が無数に走り回り、水も空気も綺麗でいいところだった。

オーククリーク Oak Creek
オーククリーク(2)

オーククリーク Oak Creek
オーククリーク(3)

カテドラルロック Cathedral Rock
カテドラルロック Cathedral Rock(1)

カテドラルロック Cathedral Rock
カテドラルロック(2)

カテドラルロック Cathedral Rock
カテドラルロック(3)

今回の旅行中、初めての曇り空。
だが、何とか夕陽を見ることができた。

カテドラルロック Cathedral Rock
カテドラルロック(4)

私たちがカテドラルロックの頂上で夕陽を見ている頃、遠くベルロックの向こうで雷鳴が轟き、稲妻が光り始めた。
あれよあれよという間に暗くなり、雷雲が近づいてくる。
私たちが山を下りる頃には真っ暗となり、車に乗って数分も経たないうちに稲妻が光りまくり、辺り一帯は暴風雨に。
快晴のセドナも良いが、最後に見た荒れ狂う嵐のセドナも素晴らしかった。

あと一回続く。

写真
D3X + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, Distagon T* 2/35 ZF, Makro-Planar T* 2/100 ZF

        2016-06-18       うずくまる虎は隠れいいケツ(アメリカ旅行記-1)

グランドキャニオン Yavapai viewpoint of the Grand Canyon
グランドキャニオン Yavapai point of the Grand Canyon

グランドキャニオン Yaki viewpoint of the Grand Canyon
Yaki point (1)

グランドキャニオン Yaki viewpoint of the Grand Canyon
Yaki point (2)

グランドキャニオン Grandview point of the Grand Canyon
Desertview point

グランドキャニオン Lipan viewpoint of the Grand Canyon
Lipan point (1)

グランドキャニオン Lipan viewpoint of the Grand Canyon
Lipan point (2)

グランドキャニオン Lipan viewpoint of the Grand Canyon
Lipan point (3)

グランドキャニオン Lipan viewpoint of the Grand Canyon
Lipan point (4)

グランドキャニオン Moran viewpoint of the Grand Canyon
Moran point (1)

グランドキャニオン Moran viewpoint of the Grand Canyon
Moran point (2)

グランドキャニオン Moran viewpoint of the Grand Canyon
Moran point (3)

グランドキャニオン Grandview point of the Grand Canyon
Grandview point (1)

グランドキャニオン Grandview point of the Grand Canyon
Grandview point (2)

フェイキャニオン Fay Canyon
フェイキャニオン Fay Canyon (1)

フェイキャニオン Fay Canyon
フェイキャニオン (2)

フェイキャニオン Fay Canyon
フェイキャニオン (3)

オーククリーク Oak Creek
オーククリーク Oak Creek (1)

オーククリーク Oak Creek
オーククリーク (2)

オーククリーク Oak Creek
オーククリーク (3)

オーククリーク Oak Creek
オーククリーク (4)

ルート

新婚旅行でアメリカに行ってきた。
往路は成田からシアトル経由でフェニックスまで、復路はフェニックスからロサンゼルス経由で成田へ。
フェニックスでレンタカーを借りて、グランドキャニオン・アンテロープキャニオン・ホースシューベンド・セドナへ。
約2,000kmほど走ったので、日本で言えば鹿児島から函館まで陸路で走ったことになる。

レーニア山 Mt. Rainier
シアトル空港で国内線に乗り換え、フェニックスへ。
窓からレーニア山(Mt. Rainier)が間近で見えた。美しい。
(iPhone画像)

シボレーの何とか
トヨタ車を予約しておいたのに、レンタカー屋で用意されていたのはシボレー。よくあることか。
なかなかパワフルでよく走る車だったな。

ハリトカゲ属-1 genus Sceloporus
ハリトカゲ属の1種。お腹のコバルトブルーがすごい。尾の方はターコイズブルー。

ハリトカゲ属-2 genus Sceloporus
これもハリトカゲ属の1種。お腹の青の色合いが種によって全然異なるんだな。

ハリトカゲ属-3 genus Sceloporus
これもハリトカゲ属だろうか。

アメリカアカシカ(北米名エルク・アメリカンインディアン名ワピチ)
アメリカアカシカ(北米名エルク・アメリカンインディアン名ワピチ)

続く。

写真
D3X + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, Distagon T* 2/35 ZF, Makro-Planar T* 2/100 ZF

        2016-05-27       あどけなく子供以上、ダイナミックに大人未満

苔水槽

苔&ガジュマル水槽を立ち上げて5ヶ月、苔はすくすくと育っているが、外観はだいぶ様変わりした。
ガジュマルに引き続き、盆栽として売っている紫丁花(シチョウゲ)・ブナ・ヒノキを植え、神津島で拾った名前の知らない雑草も植えた。

紫丁花 & ブナ

紫丁花(上写真の左)は幹が面白い。葉も綺麗だし、いくつか花も咲いた。
蒸し蒸しとしたこの環境が合っているのか、この水槽内で最も元気かもしれない。
最初の頃は上写真の左のように葉も少なかったが、枝も葉もグングン伸びている。

ブナ(上写真の右)は植えた当初は芽の状態だったのが、今は葉を広げて伸びている。
6本植えて、4本が葉を付け、2本は駄目だった。

ケヤキ & ホソバオキナゴケ

ケヤキ(上写真の左)は植えた当初は冬だったので枯れ枝のみで、芽もなかった。
写真は芽がついてきたところ。一旦、葉をたくさん付けた後、葉が出ては落ちというのを繰り返していた。
あまり環境が合っていないのだろう。ただ、最近は少し落ち着いてきているのか、葉が落ちることが少なくなった。

もりもりと茂るホソバオキナゴケ(上写真の右)。
この水槽には他にもコウヤノマンネングサやハイゴケなど、数種類の苔が植えてあるが、どれも状態良く繁っている。

苔水槽

中央の池には水草が入っているのみで、生き物は入れずにいる。
が、苔に付いていたのだろう、数ミリほどのカタツムリの赤ちゃんがいつの間にか這っていたり、
右下の岩の上を中心に後から後からいろいろな種類の雑草が生えてきたりと、見ていて飽きない。
陸生で小型のイモリを入れてみたい気もあるが、まだこの状態で行こうと思っている。

写真
D3X + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, Makro-Planar T* 2/100 ZF

        2016-05-25       23巡目・一時帰宅

富岡駅前

先週の熊本行きに引き続き、今週は自分の分、福島への一時帰宅。
自宅のある帰還困難区域に入る前に、津波で壊滅した富岡駅前へ。
津波をくらった新築アパートが5年前から手付かずのまま放置されている。

富岡駅前

同様に放置された材木屋さん。

富岡駅前

富岡駅はほぼ更地状態で、慰霊碑も撤去されていた。
海側には除染で出たゴミの仮処分場と、除染土の集積場が。

富岡駅前

JR常磐線は、全域が帰還困難区域から外れた楢葉町まで復旧している。
この先、帰還困難区域の残る富岡町・大熊町・双葉町・浪江町ではどこまで線路の復旧が進められるのだろうか。
常磐自動車道は既に仙台まで全線開通しているが、JRはどうかな…。

桜通り・富岡二中前

桜通り。富岡第二中学校前にて。

帰還困難区域・出入口バリケード

お墓参りをした後、自宅のある帰還困難区域へ。
帰還困難区域は上写真のようなバリケードで封鎖されていて、出入りは警備員のチェックを受ける必要がある。
滞在時間は最大5時間と決められている。

夜ノ森・自宅

アケビやキウィ、葛などが生い茂る自宅。
上写真に写っている隣家との間の道は、現在イノシシの獣道と化しているらしく、数頭のイノシシの足跡が残されていた。
また、庭にある倉庫の扉の一部が、イノシシにこじ開けられてひしゃげていた。
野良牛と野良ダチョウはすべて捕獲されたようだが、山の方からイノシシとクマが下りて来て、街中を闊歩しているとのこと。

ちなみに、電気・水道・ガスなどライフラインは、震災後丸5年が経過しても依然として復旧していない。
一時帰宅した際のトイレは、帰還困難区域に入る前にポリタンクに汲んでおいた水をバケツに入れ、それを使って流す。
掃除機はポータブル発電機を使って動かし、屋内の暗い場所は懐中電灯で照らす。

夜ノ森

隣家も庭の草木が生い茂っている。手入れが届かないと植物も伸び放題だ。

夜ノ森・自宅・庭

雑草で覆いつくされた庭の畑。

夜ノ森・自宅・庭

私が鎌で刈った後の畑。
奥に見えるのは、東電の草刈部隊の人と両親が打ち合わせをしている姿。

夜ノ森・自宅・池

庭の池も草木で覆われてしまっている。

夜ノ森・自宅・池

池は一番深いところで水深80cmくらいあったが、ヘドロが堆積してしまい、今は水深10cmくらいしかない。

夜ノ森・保育園・モニタリングポスト

自宅裏にある保育園に空間線量のモニタリングポストがある。
このあたりの空間線量は約 2.2 毎時マイクロシーベルト。

ちなみに双葉町と大熊町では 0.1〜12.3と、自宅周辺の1/10〜5.6倍(モニタリング地点で大きく異なる)。
いわき市では 0.05〜0.2と約1/40〜1/10、東京以西沖縄まではほとんど変わらず 0.03前後で、約1/70となっている。
(数値は2016年5月25日のもの。原子力規制委員会発表)

桜通り・夜ノ森公園前

桜通り。自宅そばの夜ノ森公園前。

富岡は負けん・横断幕

夜ノ森公園には「富岡は負けん」の横断幕が。

バラ

庭のバラが綺麗に咲いていた。

シャクヤク

同じく庭のシャクヤク。

カルミア

カルミア。まだつぼみで、花が咲くまであと少しだった。

名無しの花

何の花か分からないけど綺麗だったので。
母によると庭に植えた覚えはないそうなので、どこからか飛んで来て繁ったものか。
そういった植えた覚えがない(草ではなく)木が、庭にはチラホラある。
草が木になるのに丸5年あれば十分なようだ。

写真
福島県双葉郡富岡町(2016年5月)
D3X + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, Makro-Planar T* 2/100 ZF

        2016-05-18       くまモンの里

熊本

色白のもやしっ子になってしまっていたので、夏が来る前に少し肌を焼こうと、日焼けをしに熊本へ。
当初はGWに行こうと考えていたが、GWは全国から人が集まるので避け、人手が足りなくなるであろうGW明け以降に変更した。

熊本・阿蘇山

昨年4月から熊本に転勤になっていたマッコウ宅に泊まり、マッコウの車で移動。
熊本市内や益城町は頻繁に報道され人も集まりやすいだろうと考え、移動に時間がかかり人手も集まりにくい南阿蘇村に連日通った。
実際、ボランティアセンターへ集まるニーズの半数くらいしかボランティアは確保できていない状態だった。

日焼けついでに、ひたすら落ちた瓦や崩れたブロック塀を土嚢に詰め、ひたすら軽トラの荷台に積み込み、
軽トラを爆走してゴミ集積場へ行き、ひたすら土嚢をブン投げてきた。

熊本・阿蘇山

昼間は写真は撮らず。
沿道の崩れた建物などの写真は、被災地感情を考えて朝晩の移動中に車の中からそっと撮るのみに留めた。
ボランティアセンターでの仕事は午後4時には終わるので、その後に阿蘇山の外輪山を走ったりした。

被災地感情はよく分かるよ。
3.11の時にいわき市でボランティア活動をしている最中、津波でぐちゃぐちゃになった建物の中で瓦礫を片付けているところを、
小綺麗な格好をしたやつら(報道関係者ではなく一般人の野次馬)がパシャパシャと撮って去っていくのを経験しているし、
ちょうど一年後の2012年の3月11日に福島に一時帰宅した際は、帰還困難区域の検問所から出るところを、
一眼レフカメラを手にした一般人の野次馬が十数人待ち構えていて、パシャパシャと撮りまくられた。
空港から出てくる芸能人とそれを待ち構える芸能カメラマンかっつー話ですよ。

熊本・益城町

マッコウ宅のある熊本市内から南阿蘇までの道中、益城町を通る。
東日本大震災と大きく異なると感じたのは、やはり地震の被害が非常に局地的で限定されているという点だった。
3.11では崩壊度8の状態が見渡す限り続いているとしたら、熊本地震は崩壊度10が益城町に集中し、そこから少しでも離れると崩壊度3〜4といった感じ。
(あくまで私の個人的な感想)
土台からグシャッと潰れた家が集中するエリアから、数百メートルも離れると、瓦が落ちる程度の被害しかない、というのは不思議な感じだった。

熊本・益城町

実際に私とマッコウが日焼けをしていたのは、南阿蘇の立野から白水のエリア。
特に立野は大きな被害の出た黒川第一水力発電所・阿蘇大橋・九州東海大の学生寮などがあるエリアだ。
山肌はところどころ崩落によって土の地肌が露出していた。
このあたりは数年前の九州北部豪雨でかなりの被害が出ており、地盤が相当ゆるんでいると思われる今、この後にやってくる梅雨が大きく懸念されている。

熊本・益城町

くまモンが復活したとのことで、初日の朝にボランティアセンターにくまモンが来ていた。
その時は特に興味なく一歩離れて見ていたが、至る所で目にするくまモンに洗脳されたか、
つくばに戻ってきてからくまモンTシャツをネット通販しようとしている自分がいるのであった。

熊本・益城町

おわり。

写真
熊本県熊本市・益城町・西原村など(2016年5月)
D3X + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

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