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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

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(ほったらかし中)
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        2016-02-21       神津島遠征 2016

神津島遠征 2016_1

もう一週間前になってしまうが、今年最初の遠征として神津島に。
メンバーは私・マッコウ・おがりょうの3人。
アッキーも行く予定だったが、奥さんが風邪で倒れて、小さいお子さんが二人いるのでやむなくキャンセルに。

本来なら一番水温が低く、魚が少なく、海況も安定しないこの時期に行く必要はないのだが、
いろいろと事情があり、例え潜れなくてもとりあえず行く!という形に。
二泊の予定だったが大荒れになってフェリーの欠航が決まったため一泊、いつもの廃墟ホテルでテント泊。

神津島遠征 2016_1

いつもお世話になっている松江さんに漁船を出してもらって潜ったが、黒潮が島から離れたため水温は低く、15度。
もんのすげー冷たかった。12月は23度だったから、8度も下がったことになる。
ちなみに潜っていて1度の水温の違いが体感で分かるからね…。
突果はお土産用にアカハタをちょろっと捕ったのみ。

夜は温泉に入った後、松江さんとともに、これまたずっとお世話になっていて島に行く度にお邪魔する山田さん宅へ。
私のために作ってくれたという山田手銛をいただいた。いやー久々に酔っぱらったな。
海の写真、一枚も撮ってねーや。

写真
D3X + AF-S Nikkor 35mm F1.4G
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        2015-12-15       20周年記念遠征・神津島遠征

20th メモリアル遠征@神津島

実は、今年は魚突きを始めて21年目・20周年のメモリアルイヤーだったので、かなり無理をしても遠征の日程を組んで海に行っていた。
調査も含めてだが小笠原と下甑島には潜りに行くことができ、事故関係の用事という予想外の出来事ではあったが山形にも行った。

秋以降に、20周年の最後の締めとして、潜りの原点とも言える佐渡島遠征を計画していたが、
度重なる台風と大型低気圧の接近で延期に次ぐ延期、結局中止となってしまった。
10月の一番良い時期にワークショップがあって時間を取れなかったのが痛かった。

年内に行くにはもはや最後のチャンスと、先週後半から週末にかけて遠征を強行。
魚突き生活20周年の最後、そしておそらく独身生活最後の遠征は、現在の潜りのスタイルを作り上げた神津島となった。

マッコウ、おがりょう、アッキー、はじめはこの年末のクソ忙しい時期にはどうしても休みが取れず同行を断念。
私のわがままに付き合ってくれた新潟のちゅら君とともに、二人での遠征。

神津島・まぁまぁ凪

初日、まぁまぁの凪。
少し前まで黒潮が当たっていたため水温は高く、何と23度。
透明度も良く、着替えるのが寒いだけで海の中は快適だった。
ちゅら君はヒラスズキを目撃したが私は見れず、二人でアカハタとカンパチを捕ったのみで、おかず捕りといった感じ。

松江さんの船で

二日目、島の漁師さん・松江さんにいつものように船を出してもらい、島周りで潜る。
本当は、私もまだ潜ったことのない、そしていつか潜りに行ってみたいと思っていた超一級ポイントへ連れて行ってもらう予定だったが、
時期的に海況が厳しく、今回は断念。来年以降へ持ち越しとなった。
(Photo by ちゅら君)

そして島周りのあるポイントで、私は間違いなく「この20年で最大の獲物」と呼べる巨魚を目撃することとなった。
残念ながら良い形にもって行くことができず、銛は打たずじまい。
「20年?まだまだお前に俺を捕るのは早えーよ。次の10年で頑張りな」とでも言われているかのようだった。
銛を打ってバラしたわけではないので、次そこに行けばまた姿を現してくれるだろう。

大荒れの沢尻湾

三日目。大型の低気圧が接近して島中が大荒れ。
地磯で降りれるところはすべて回ったが、潜れる場所は皆無だった。
写真は大荒れの沢尻湾。

大荒れの多幸湾

大荒れの多幸湾。

大荒れの前浜沖に見える恩馳群礁

大荒れの前浜にて、沖に見える恩馳群礁。
アカハタ・カンパチ・ヒレナガカンパチ

初日と二日目で捕ったアカハタ・カンパチ・ヒレナガカンパチを、暴風が吹き荒れるキャンプ場の炊事場でさばく。

焚火@廃墟ホテル

キャンプ自体は懐かしの廃墟ホテルのエントランスで。
風もほとんど吹き込まず、快適。

焚火@廃墟ホテル

焚火はやっぱいいねぇ‥‥。
火吹き筒

1998年から17年間使っている火吹き筒。
割れている部分もあるので火吹き効率は少し落ちているが、まだまだ使えるぜ。
(Photo by ちゅら君)

刺身

刺身をさばく私。
(Photo by ちゅら君)

焼芋

アルミホイルにくるんだサツマイモを焚火台の中にぶっ込み、焼き芋。
すげーうまかった。鹿児島でのキャンプ生活を思い出すな。
(Photo by ちゅら君)

20th ラスト姿

魚突き生活20周年の最後、そしておそらく独身生活最後のザック姿。

‥‥の予定だったが、ある用事のため1月か2月にもう一度神津島に行くことになりそうだ。
それが本当の今年度ラスト遠征になるかな。

写真
D3X, D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G, Distagon T* 2/35 ZF, Makro-Planar T* 2/100 ZF

        2015-10-01       下甑島・宇治群島遠征 2015

出港の準備

9月のシルバーウィーク、私・マッコウ・はじめ・おがりょう・海笊さんの5人で、下甑島に遠征してきた。
実は、7月の下甑島・鷹島遠征の最中にすでに今回の遠征を計画していたのだった。

2013年以来となる宇治群島、そして初めての草垣群島も含め、
鷹島 → 宇治群島 → 草垣群島 → 津倉瀬 と4つの無人島群を、一泊二日ですべて回る予定だった(遠征自体は約1週間)。

‥‥のはずだったが、二日目が大荒れになる予報だったため、とりあえず初日に日帰りで宇治群島へ行き、
帰りに余力があれば鷹島に寄る、二日目は下甑島で過ごし、三日目と四日目に海が凪になればまた考える、ということに。

早朝5時、下甑島を出港。

綺麗な朝焼け

朝焼けがきれいだ。

宇治群島が見えてきた

下甑島から漁船で3時間弱。
霞む水平線に、宇治群島の稜線が見えてきた。

宇治向島

宇治向島

宇治群島の西側、宇治向島。かなり山が高い。

宇治島

こちらは東側、宇治島。宇治向島に比べると山は低め。避難港がある。

クエ 85cmくらい・スジアラ 65cm くらい

3年連続となるクエ。ちっちゃめで85cmくらい。産卵後のシーズンなので少し痩せていた。
穴に入られたのを引きずり出したので、体が傷ついている。

スジアラはこの日捕れた一番大きい個体で、65cmくらい。なぜかこの個体はでっぷり太っていた。

クエ 85cmくらい・スジアラ 65cm くらい

(重いんだから早く撮れよ!という表情)

クエ 80cmくらい

おがりょうも80cmくらいのクエを。
今回捕れたのはこの2個体のみ。

スジアラはちょこちょこ捕れたけど、全体的にはおとなしめという感じ。
2013年の時にはかなりガッツリ捕ったので‥‥。

17時半過ぎに下甑島の港に戻ってきたが、港で捕れた魚を並べて写真を撮るつもりが、それどころではない事態になってしまった。
そして、海に潜るのも、今回の遠征ではこの日のみということになった。


穏やかな海・現場にて

宇治群島から下甑島へ帰還する漁船、船尾のデッキで煙草の煙をくゆらせながら談笑している私たち。
下甑島に近づき、携帯の電波が入るようになった頃、島にいる知り合いの漁師さんから電話が。

声が聞き取りづらかったのでおがりょうに代わってもらい、私は雑談を続けていた。
船室に入って話をしていたおがりょうが、沈痛な面持ちで出てきて言った。
「島で潜っていたNが海から戻らず、行方不明だそうです」

現場にて

大学時代のサークル(アクアライフ)の後輩4人が、私たちとは別組で下甑島にキャンプに来ていたのだが、
そのうちの一人が、海保や地元消防団のみなさんの捜索虚しく、水深約24mの海底で遺体で発見された。
ニュースで見て知っている魚突き愛好家もいることだろう。
すでに大学を卒業したメンバーではあるが、アクアライフ創立23年目にして初めての海難事故だった。

最悪の事態ではあるが、損傷のない状態で遺体が見つかったことは救いだった。
次の日は海が荒れる予報で、海が荒れたら捜索は打ち切られる予定だったと、消防団の方に後から聞いた。
現場に駆けつけたい気持ちはやまやまだったが、私たちが行っても野次馬になってしまうため、現場での立会はNの同行者3人に任せ、
私たちは後方から彼らを支援する形にした。彼らはやるべきことをやった。立派だった。

彼らと同じ期間中に私たちも同じ島にいたことは、結果としては良かった。
事故が起こったのはもちろん不幸な出来事ではあるが、その事故が、初めて行く島ではなく、
17年前から通い、知り合いがたくさんいる島で起こったことも良かった。

魚突きをやっている以上、事故の危険は常につきまとう。特に、この趣味は、突き詰めれば突き詰めるほど、事故のリスクは高くなる。
魚突きは野球やサッカーではない。登山で言えば、アルパインスタイルほどではないにせよ、極地法よりははるかに危険度は高いだろう。
以前 HPにも書いていたことだが、絶対に死にたくないという人は、魚突きをするべきではない。

いろいろと言いたいことはあるが、あえてブログに書く必要はないだろう。
葬儀と告別式もすでに終わり、次はOB・現役メンバーたちが集まってのミーティングがある。
そのミーティングで話せばいいだけだし、交流のある東京海洋大のサークルのOBにも話をしてある。


一段落してから、今回初めて現場に行ってみた。
海は穏やかに凪いでいた。
数日前、海保の巡視艇や漁船が走り、捜索ヘリが飛んでいたとは思えないほどの静けさだった。

私たちは缶ビールのプルタブを開け、海に撒いて目を閉じた。

写真
D700 + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2015-08-02       なつみ生きとったんかワレ

鷹島

恒例の下甑島遠征、そして昨年に引き続きさらに南にある群礁・鷹島への遠征。
メンバーは、私・マッコウ・はじめ・おがりょうの4人。
島の漁師さんたち・T山さん・M多さん・マコさんの3人には今回もお世話になった。
W田さん宅には二晩連続でお邪魔して魚メシを一緒に囲んだ。

台風12号が直撃に近いコースで通ったが、現地で3日半潜る日程が、2日潜って1日半潰れる程度で済んだので、まぁまぁ助かった。
甑島周りはかなり濁っていたが、鷹島は透明度が高かった。ただ、台風が近づいてきていたのでうねりが少し大きかった。

スジアラ

私のスジアラは75cmくらい、はじめのは78cmくらい。
昨年70チョイのを捕ったが、サイズも測らず写真も撮らず。それよりはたぶん大きいので、これがスジアラの自己記録だと思う。

はじめの方が手前側に座っていて、魚をグッと前に突き出していて、さらに斜めから撮っているのではじめの捕ったスジアラの方が随分デカく見えるが、
2,3センチの差しかないんやで‥‥。

今回は半日しかいなかったが、それでもまぁまぁ捕ったかな。メンバーを考えれば当然だけどね。
スジアラ、カンパチ、ヒラマサ、イシダイなど。

クエは今年は無し。
昨年はクエを突いてすぐにそのまま潮で流されてしまったので、今年はそのポイントに入って全体を見てみようと思っていた。
結論から言うとまぁすごかった。まるでクエの集会所。視界にクエが7,8匹いる。
15kgくらいのが1個体、12kgくらいのが1個体、あとは8kgから10kgくらい。

まぁ捕れなかったんですけどね‥‥。
1,000匹を超えるであろうメジナとニザダイの群れが入ってきて視界を埋め尽くし、もう魚が多すぎてクエがどこにいるのか分からない状態に。
その他にも銛の調子とかいろいろありましてね‥‥。
このポイントはおそらくいつ行ってもクエがいる感じなので、また次回に期待したい。

スジアラいっぱい

その他の日は下甑島の島周りで。
今回ははじめが絶好調、私は銛がボロボロだったが調子としては普通、マッコウとおがりょうはイマイチ。
それでも一回で80リットルのクーラーボックスが満杯になるくらいだから、まぁ捕ったね。
繰り返すけどメンバーを考えれば調子がイマイチでもそりゃ捕れるわな。
80リットルクーラーを3つ用意していたけど、ギリギリか足りなさを感じるくらいだからね。

そして島周りでもとんでもない光景を見ることができた。
いつものポイントに入り、いつもは見ていない辺りを見に行ったら、レギュラーサイズで80cmくらい、一番デカイのでメータークラスのヒラマサ、
700〜800匹くらい?いや1,000匹超えてる?群れを目撃。

あんなたくさんのヒラマサの群れは、20年潜っていて初めて見た。
これだから魚突きはやめられない。
まぁ捕れなk(ry

台風12号・手打港

そして台風12号が最接近。
沖縄と南大東で超大型台風を経験しているので、今回のはまったくもってザコ台風だったな。

台風12号・手打湾

今年は調査はもうないので、次回も遊びの魚突き遠征の予定。
日数は短いけど久々の島に行こうと考えている。

写真
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2014-10-25       魚突き in 沖縄 - 5

魚突き in 沖縄

東京から河さんが来沖したので、それに合わせて休みを取り、一緒に魚突きへ。
9月頭の西表島遠征以来か。またもや随分と間が空いてしまった。
二日間くらい時間を作りたかったが、学会前のデータ取りがまだまだ残っていて、一日だけ何とか有休を取った。

前日夜から結構強い風が吹き始め、当初潜ろうと思っていた場所は風向きの関係で取りやめ、別の場所へ。
が、風裏のはずが回りこんで結構吹いていた。

水温は26度、透明度は最初は15m以上あったが満潮に合わせて濁りが入ってきてしまった。
まぁでも何とかなる感じ。

オニヒラアジ

突果は67cmのオニヒラアジ。
写真では頭が下がって小さく見えちゃってるな。

水深15mで、岩の裂け目を覗いていてふと後ろを振り向くと、何やってんの?とこちらを見ていたので、くるっと回って銛でひと突き。
水中で見た時はギンガメアジのように全身銀色だったが、血抜きをして〆ると、どんどん黄色くなった。

オニヒラアジを捕ったのは2003年の屋久島遠征以来、二度目(昔の記録を見てみると、あの時捕ったのは62.5cm / アクアヤス)。
いやー懐かしいな、11年前か。

せっかく沖縄にいてすぐ近くに海があるのでもっと頻繁に海に行きたいけど、学会とシンポジウムが終わる11月末までは時間が取れない。
魚影は薄くなってるかもしれないけど12月になったらまた潜りに行く予定。

写真
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2014-09-11       西表島遠征(2)

西表島・カヤック

前回の記事( http://higedura.blog.fc2.com/blog-entry-208.html )からの続き。
赤ちんから写真が届いたのでそれも使わせてもらって紹介したい。

遠征初日は地磯で軽く潜り、二日目から一泊二日のカヤック・魚突き・キャンプツアーへ。
私とマッコウのリクエストで赤ちんが組んでくれたのだが、一般のお客さん(Mさん)も一人参加することになり、合計4人となった。

片道3時間、距離にして15kmの海上をカヤックで漕ぐ。
そんなにかかるとは思っていなかったので、「3時間かかります」と言われた時は思わず脱糞しそうになっちまったぜ‥‥。
陸からはアクセスできないジャングルの中にポツンと開いた砂浜、鹿川湾を目指す。

海はベタ凪。
透明度も良く、カヤックを漕ぎながらでも水中のサンゴがよく見える。
時折、アオウミガメが水面に顔を出してこちらを見ている。

西表島・サンゴ

それにしても西表島はサンゴの状態が良い。
魚種も多く、見ているだけでも飽きない。

西表島・水中写真

水中写真は赤ちんがコンデジで撮ったものだが、よく撮れていて驚いた。
ここに載せるにあたっては私の方で画像処理をしてリサイズしてあるが、元画像のままでPCでも十分に観賞できる。

キャンプでの魚メシ

夕方に銛で突いた魚をおかずにメシ。
キャンプで刺身が出ることについてMさんが驚いていたが、魚突きをやっている人なら日常的な光景だろう。

刺身、ヅケ、カルパッチョ、寿司、天ぷら、ホイル焼き、塩焼き、煮付け、各種鍋、鯛飯、アラ汁、などなど
ありとあらゆる魚料理をキャンプでするのも魚突きの魅力の一つだ。

今回、赤ちんが作ってくれたのは、刺身・カルパッチョ・塩焼き・鯛飯・アラ汁。
どれも美味かった。

キャンプでの魚メシ

私自身キャンプすること自体がかなり久しぶりなので、
キャンプでの魚メシに懐かしさを覚えるかなと思ったが、食べ始めてすぐに分かった。
うん、いつも通りだな、と。

まぁ学生時代から飽きるほどキャンプしてきたし、沖縄に来てからは水試でよく魚をもらって食べているからか。

キャンプでの魚メシ

焚き火にかけているのはアヤコショウダイを使った鯛飯と、アラ汁。

焚き火も久しぶりだな〜。
焚き火好きの私としてはたまらない時間。

西表島・鹿川湾 天の川

そして空を見上げると満点の星。
とにかく星の密度がすごかった。
天の川も綺麗に見えている。

西表島・鹿川湾の夜空

腹一杯食った後、ビールと煙草を手に星空を見るなんて、何て贅沢なんだろうか。
葉巻を持ってこなかったのが悔やまれる‥‥。

西表島・鹿川湾

砂浜にテントを張って寝る心地良さも久しぶりだった。

次の朝、灼熱の太陽に照らされて暑さで目覚め、海に入って涼み、赤ちんが作ってくれた八重山そばを食べる。
一休みして、軽く2時間ほど潜り、昼食の特製パスタを食べた後、またもや3時間カヤックを漕いで戻る。
こうして一泊二日のキャンプツアーが終了。

西表島・沢登り

次の日はまずは沢登り。
私はカメラを防水バッグに入れてたすきがけにしていたが、たすきがけだとバランスが悪くて動きにくかった。
防水バッグから出すのも面倒で結局ほとんど写真を撮らなかったし、車に置いてくればよかった‥‥。

途中で雷雲が広がり、土砂降りの雨が降ってきた。
1ヶ月ほどまとまった雨が降っておらず渇水気味なのと、山の保水力も大きいだろうから大丈夫だとは思うが、
万が一のこと(鉄砲水)を考えて、沢を下るのではなく登山道から降りることに(写真なし)。

西表島・鍾乳洞

昼食後、某川でツバサハゼを見た後、鍾乳洞へ。
中は思いのほか広く、ヤエヤマコキクガシラコウモリがたくさん飛んでいた。
(真ん中の上段写真に、小さいがコウモリが飛んでいるのが写っている)

途中、2ヶ所で天井に大きく穴が空いていて、外界の光が差し込んでいる(右写真)。

そして最後の出口はほふく前進で(左写真)。

大きく長く、ダイナミックな鍾乳洞で、コウモリも多いのでとても楽しめた。
鍾乳洞探検など高校生の時以来、実に22年ぶりだ。

西表島・鍾乳洞から出るとそこは海

鍾乳洞を出るとそこは海。
何となく、これにはやられた。
幻想的でちょっと感動。

西表島・生き物探し

そして夜はおまちかねの生き物探し(前回の記事の通り)。
出発する時にヤエヤマオオコウモリが目の前を飛ぶのを見ながらスタート、
海沿いの琉球石灰岩の崖でヤシガニを見つけ(左)、
林床でヤエヤマセマルハコガメの写真を撮り(中段左上)、
イリオモテヤマネコを間近で見て、
道路を横断していたサキシマハブに触り(中段左下と中段右)、
最後に宿のすぐ手前でリュウキュウコノハズクが車のライトめがけて突っ込んできて、
バサーッと翼を広げてフロントガラスにぶつかりそうになって終了(ぶつからずに飛んで行った)。

右写真はおまけ。
立ちションをし終わってふと横を見たら、キシノウエトカゲの成体がいたので思わず飛びついたところ。

西表島に行った時には、ぜひバジャウトリップ西表フィールドサービスへ、どぞ!
http://bajautrip-ifs.com

写真
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2014-06-11       魚突き in 沖縄 - 4

沖縄の夕暮れ

先週の金曜、仕事で海に入る用事があったので、ついでに銛を持って潜ることにした。
潜るのは2月末の小笠原以来、さらに沖縄で潜るのは昨年12月以来という超ご無沙汰。
水試は海辺にあるので、昼休みにキャンプ用のマットを持って海を見ながら昼寝をするのが日課なんだけど。

風は穏やか、海もベタ凪。
ものっそい久しぶりにウェットを着て海に入る。
リーフの中は透明度抜群だが、外洋に出ると水面から水深5,6mくらいまで白く濁っている。
しかも泳いでいるうちに何だか頭痛もして来た。
朝、水試に向かって車を走らせている時にもちょっと頭が痛かったのが、潜っていたらひどくなってきた。
普段から頭痛なんて滅多に無いんだけどな。

45cmくらいの小さなスジアラを一匹見つけ、体の後半は射程に入っていたものの
頭を打ちたくて距離を詰めたらスッと逃げられてしまった。
結局めぼしい魚はこれだけで、頭痛も収まらないので45分くらいでサッサと上がってしまった。
そのうち半分くらいは岸とリーフエッジの間を泳いで移動していた時間なので、実質的に20分くらいしか魚突きをしていない。
というか、まぁ一度も銛を打ってない。

(写真を全然撮らなかったので、昨年12月に撮ったもの)

アゴハタ Pogonoperca punctata

陸に上がって銛を置き、今度はタモ網を二つ両手に持って、水深1mくらいのところで小魚捕り。
その後タイドプールでも小魚捕り。
スズメダイ類やらハゼ類やら、全長1cmから5cmくらいまでのを数種20個体ほど集めた。

なぜそんな小さな魚を集めたかというと、
2本のマクロレンズ(マクロプラナー100mm・マイクロニッコール105mm)と3つの接写リングを組み合わせ、
小さな個体の標本写真撮影の条件設定などを詰めるためのもの。

最大の撮影倍率で画面の幅いっぱいが 2.7 cm、つまり 1 cm の魚でも十分に大きく写せることができたが、
撮影距離が反比例して縮まるのでピント幅がカミソリのように薄くなり、被写界深度が足りなくなる。
そのため、いわゆる「寄れるレンズ」よりも「寄れないレンズ」の方が、同じ焦点距離でも被写界深度が深く取れることが分かった。
シャッターブレにも非常にシビアになるので、露出ディレイモードでは不十分で、ミラーアップして撮らないとだめなことも分かった。

写真自体はまあまあ綺麗に撮れたが、鰭立てが綺麗にできずボツに。
標本作製用の器具が水試にはあまり揃っていなかったので、夜、琉大に戻ってから行ったのだが、
琉大にも微針がなくて、普通の標本作製用の針で鰭立てをした。
が、やはり微針じゃないとこのサイズの魚の鰭立てはうまくできないね。

私物の針に錆びてるのが混じっていたのと、微針は持っていなかったので、帰宅してすぐに志賀昆虫普及社に注文した。
と、その際に、青山にあったお店が戸越銀座に移転していたのを初めて知った。しかも移転は6年前だそう。
店主は104歳でお亡くなりになっていたそうだ。
まだ川崎に住んでいた時に何回か行ったことがあるのみだけど、名物おやじさんだっただけに残念。
でもお店がまだ続いているのは非常にありがたい。
30年以上前にあのお店で買った昆虫標本作製用の器具の一部は、まだ実家に残っている。

人前に出せるような標本にならなかったので、写真は以前撮ったアゴハタ(中城湾産)を。

なんか魚突きの話題という感じじゃねぇなこれ‥‥。

写真
スズキ目 ハタ科 アゴハタ Pogonoperca punctata
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G(海辺の風景)、Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100 ZF(アゴハタ)

        2014-03-08       OGSWR 結果

小笠原遠征2014

報告が遅れちゃったけど、小笠原から帰ってきました。
しかし今回は近年稀に見るダメっぷり‥‥。

カンパチは少ないながらもいたにはいたが、水深25m潜っても、さらにその10m下にいて全然上がってこない。
耳が抜けないのでそれ以上深くは潜れず。
う〜ん、コンスタントに水深35mで仕事ができるようになりたい。
フリーダイビングのトレーニングでも受けてみようかと初めて思った。

カンパチは3個体の群れだったが、あれ一番デカイ奴は22〜23kgあったなぁ。
他の人も何回か目撃したがすべて深場でまったく寄らない状況だった。

となると狙いはカマスサワラになるが、絶好のシチュエーションで2回も打ち損じる低落ぶり。
しかもその場面を他の人に見られていたという‥‥。

まぁ見ただけなら、40kg台を軽くオーバーする特大のロウニンアジとかすごいのがあったが、突果としては惨敗。
あとは泳いでいる時にザトウクジラ4頭の群れがほんのすぐそばまで近寄ってきて、初めて水中でクジラを見た。

そして何と言っても4年ぶりくらいに船酔いをして、ゲロを吐きまくった。
朝イチ、うねりの波と根からの跳ね返りの波がぶつかってぐわんぐわんしているところで潜っていて、
船酔いと波酔いに陥り、酔い止めの薬が効く前にすべて吐き出してしまった。
東京に戻ってきて沖縄に帰る日まで吐き気が残るほどだった。

カマスサワラ 17~18kg(海笊さん)

そんな中、海笊さんが17〜18kgのカマスサワラを水面打ちで見事に突いてきた。
鼓膜にピンホールの穴が開いて潜れない状況だったのに、まさに今回は海笊無双。
私もハジメもTさんもKさんもお手上げでした。


沖縄に戻って来た後は、来週末の年度末報告会、そのデータ取りの続き、まとめの解析、
プレゼンの準備、県に提出する報告書の作成、そして12月に投稿した論文のリヴァイズと、
タイトなスケジュールで潜り道具を洗う時間もない。

今日はちょっとだけゆっくり休んで、あと一週間がむばります。

写真
Nikon D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G(一枚目)
Panasonic LUMIX DMC-FT25(二枚目)

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