たゆたえど沈まず

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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

HP: MOGULER'S DELIGHT
(ほったらかし中)
http://higedura.com/

mail: spearfishing (アット) ab.auone-net.jp

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        2012-09-30       スィーツ()

アマゾンツリーボア

(1)
アマゾンツリーボアとアオダイショウのケージの床材を、それぞれ水苔とアスペンチップから
ともにヤシガラ土&フォレストフロア(ヒノキの樹皮を細かく切り刻んだもの)に変えてみた。
脱臭効果に期待してだ。
水苔もアスペンもヘビが糞をすると結構臭うんだよな。

一日経ってみて、アマゾンツリーは特に気にしていない風だが、アオダイショウはかなり心地よいらしく、ケージ内を潜りまくっている。
気になっていた脱臭効果については、かなり効果があるようだ。
レイアウトや床材をコロコロと変えるのは良くないので、しばらくこのままでいくつもり。

たぶんボールパイソンもヤシガラ土にすると気持ち良さそうに潜りまくるんだろうなと思うけど、
ケージが大きいので大量のヤシガラ土が必要になるし、とりあえず今のアスペンのまま。
グリーンパイソンは変わらず土と苔と植物を植えたレイアウトで。

(2)
他のブログや検索で出て来た過去記事を読んでいると、餌の与え過ぎで内蔵脂肪が溜まり、
気管を圧迫して呼吸困難で突然死した例や、同様に脂肪が総排出腔を塞いでしまって排泄障害で死亡した例が出てくる。

マウスとラットは完全食で栄養満点だが、野生環境に比べて飼育下は運動量がはるかに少ないわけだから、
容易に理解できる話ではある。

そこでウズラの雛とヒヨコを導入してみた(ともに冷凍)。
マウス&ラットに比べると安いんだな。
届いたのを開封してみると、なるほど、骨と皮と羽がほとんどで肉は少ない。
ちなみに雛ウズラが約8〜10g、ヒヨコが約40g。
においはかなり薄く、鼻を近づけると何かこう、少し甘ったるいような感じ(特にヒヨコ)。

グリーンパイソンは脱皮直後なので後回しにして、アマゾンツリーとアオダイショウに雛ウズラをやってみた。
アオダイショウは普通に食べたが、アマゾンツリーは3個体とも明らかに反応がいい。
今までだと、ワインレッド(茶色)はやればやるだけ食べるが、レッドとイエローはファジーラットやピンクラットを
1匹か2匹やれば落ち着いて、それ以上は見向きもしなくなるのが、3個体とももっとくれと言わんばかり。
試しにレッドにヒヨコをやってみると、かなり苦労していたが結局飲み込んだ。

あんまり肉はついていないが、鳥は甘くて美味しいのかもしれない。おやつ感覚か・・・。
これからはラットだけではなく、ウズラ(もう少し大きくなったらヒヨコ)も合わせて給餌していこうと思う。
ただ、ウズラは食いつきはいいけどすげー食いにくそう(笑)。

写真
有隣目ボア科アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

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        2012-09-27       っつーか、これからっしょ

孀婦岩

昨日の日記で、10月末の締め切りが9月末になっていたという話は、実は科研費の話だ。
簡単に説明すれば、科研費(科学研究費補助金)とは、国に研究計画を申請し、審査を経てそれが通れば予算が降りるというもの。
毎年10月末頃までに各大学・研究機関内で取りまとめ、11月上旬に申請書を提出する。
結果が通知されるのは次の年度の初め、つまり4月の頭。

基盤研究・若手研究・挑戦的萌芽研究などいくつかのカテゴリがあり、それぞれで理農工医などたくさんの細目から適するものを選ぶ。
研究体制は一人で行うものと複数の研究者がチームを作って行うもの、期間は2〜5年、研究費は数百万から数億円に至るものまで、
それぞれの研究計画に沿って選ぶようになっている。

ただし、採択率は平均すると2〜3割程度。
国からの研究費ということはつまり税金ということであるから、その使い道は厳しく制限され、もちろん監査も入る。

私の場合、幸運にも若手(B)の申請が通り、2010年度から今年2012年度までの3年間、計画通りに研究を進めることができた。
2010年の豆南諸島調査、2011年の小笠原調査、2012年の青ヶ島・豆南諸島調査がこれにあたる。

今年度で今の科研費が終わるため、今年また申請して来年4月に出る結果を待つことになるのだが、
実は昨年から科博では機関内取りまとめを10月末ではなく9月末にして、申請書の内容を各研究部の部長がチェックすることにしたのだった。
理由はもちろん、申請書の内容をより良いものにし、採択されやすいようにするためだ。

んでその締め切りが変わったのを知ったのが昨日だったというわけ。
科研費が通る通らないでは研究環境がまったく変わってくるため、みんな必死だ。当然私も。

どういう計画を立てて申請するか、おおまかには頭にあったが、まだ文章化はしていない状態。
ここは何とか踏ん張って、しっかりした申請書を作り上げなければ・・・。
ってあと三日しかないんだけどな!

また再び孀婦岩に会いに行くためにも、寝るのは夜だけにしてがむばります。

写真
豆南諸島・孀婦岩(東北東からの景観)(2010年7月)
D700 + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G

        2012-09-26       ファッ!?

アマゾンツリーボア

学会が終わって一休みと行きたいところだが、年内に終わらせておきたい実験の量を考えるとそうも言っていられない。
論文も書きかけのものがいくつか、手が止まった状態のままで放置してしまっている。
まぁ10月か11月にまた海には行くけどね・・・。

それはいいとして、喫緊の問題はこっちだ。
10月末締め切りだと思っていた申請書が、9月末に変更になっていたことを今日の昼休みに知る。
今週いっぱいですかいぃぃ!!??

写真
有隣目ボア科アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2012-09-26       奇跡じゃなくて運命だもんね

アオダイショウ

飼育している生き物で唯一の採集もの。
(28年目のイモリはウチではなく両親のところにいる)

筑波に引っ越してくる際、小さいアオダイショウを捕まえて飼いたいなぁと思っていた。
引っ越し当日、新居に入れた荷物を大体整理し終え、腹が減ったのでコンビニに行こうとアパートの外に出て数分も経っていなかったか。
街路樹の根元でササッと動く細長い生き物、一瞬でヘビ、それもアオダイショウだと分かった。
捕まえてアパートにUターン。
ネットの通販でケージを注文し、届くまでの数日間は洗濯ネットに入れていた。

あれから一年経ち、結構大きくなった。
ボア・パイソンもいいけど、アオダイショウもいいね。
ただ、普段あんまりハンドリングしていないから、いまだに手に取ると臭気を出すのが玉にキズ。

写真
有鱗目ナミヘビ科アオダイショウ Elaphe climacophora
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

        2012-09-24       学会終了

チャムネエメラルドハチドリ

学会が無事に終了した。
いやー今回は今までで一番ダメダメな学会だった。

発表自体は上出来だった。
まぁ元々プレゼンは得意な方だし。
ただ、それ以外が・・・。

学会会場は山口県下関にある水産大学校。
筑波からだと新幹線を使って7時間以上かかるため、移動は一日がかり。
金曜に出発して、土曜は学会初日・夜に懇親会、日曜は学会二日目・私の発表もこの日、月曜はシンポジウム・興味ある議題ではないので出席せずに帰京、
というスケジュール。

のはずだったが、解析が終わったのが金曜の午後2時。
もう学会の初日は諦め、土曜に移動することに。
ほぼ丸二日徹夜して何とか準備し、行きの新幹線の中でパワーポイントのスライドの仕上げをして、懇親会から参加。

寝不足のまま懇親会とその後の二次会で飲んだので、夜中にホテルに戻った後、バタンキューで爆睡。
日曜朝、朝食を取らずにスライドを少し直し、ここに来て初めて発表練習を2回して会場へ。
まぁ時間をオーバーしなければ発表練習はそんなもんでも大丈夫だ。

学会会場へ行ったはいいが、寝不足と二日酔いで頭いてぇ・・・。
他の人の発表はいくつか聞いただけで、ずっと休憩室で雑談してたわ・・・。
んで夕方に自分の発表を無難にこなした後、研究仲間と夜の街に繰り出す、と。

頭痛がまだ続いていたので乾杯のビールでバファリンを流し込み、一次会で飽き足らずまたもや二次会まで参加。
夜中にホテルに戻って爆睡し、今日の朝チェックアウトぎりぎりの時間に飛び起きて、シャワーを浴びる間もなく帰京。
帰りの新幹線でも眠気と疲れが取れず、爆睡していた。

学会でしか会えない人ともたくさん会って話したし、共同研究の打ち合わせも予定通りできたので、まぁいっか!
うん、よしとしよう!

写真
アマツバメ目 ハチドリ科 チャムネエメラルドハチドリ Amazilia amazilia
D700 + AF-S VR Zoom-Nikkor 70-200mm F2.8G

        2012-09-19       現実逃避してぇ

グリーンパイソン

連休中も実験に没頭したおかげで、学会用のデータが出揃った。
時間がないので新たに読むシークエンス(DNA配列)は最低限のものにとどめたが、それでも700本弱。
エディットに時間がかかっていてまだ解析までは手をつけられない状態。
せめてあと一日多く余裕があれば・・・。

が、頑張れ俺!
やればできる子・・・のはず!

写真
有隣目ニシキヘビ科グリーンパイソン(アルー諸島産) Morelia viridis
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

        2012-09-15       ラシィーズ

日本のベラ大図鑑

少し前の話になるが、「日本のベラ大図鑑」という図鑑を発売前に著者割で購入した(今はもう発売しているはず)。
監修は鹿児島大の本村さん。
書名の通り日本産のベラ科だけを扱った図鑑で、各種幼魚から成魚まで、さらに雌雄の色彩も載っている大作。

ちょっと気になっていた属があったので、当該のページを見てみたところ・・・
ファッ!?となってアッーー!
すぐに本村さんに連絡したところ、すぐに返信があって「マジで!?」

とまぁ思わせぶりにしておいて、それ以上はここには書けないんだけど(鬼畜

写真
D3 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2012-09-12       無茶しやがって・・・

DNA実験室

学会まで2週間を切ったところでようやく実験に手を付け始めた。
本当は月の頭に佐渡島に遊びに行っている時間などなかったのだが、結構前から組んでしまっていた予定だったし、
4年ぶりということもあって強行したのだが、やはり厳しい現実が待っていた。

ここ数年は毎回余裕を持って発表の準備ができていたが、今回は学生時代から考えてもあり得ないくらいヤバい。
もし私がなでしこ丸山だったら、アヘ顔ダブルピースでブラッターとハイタッチして現実逃避するくらいヤバい。

DNA実験室

昨日と今日の二日間で、202個体のアカハタ筋組織からDNAを抽出。
一度にこんなにたくさん抽出したのは初めてだ。遠心機回しまくり。

明日はこれをすべてPCRして、そのあとは既にPCR増幅済みのサンプルも含めて1000サンプル以上のシークエンスが待っている。
3130xLでは時間がかかりすぎるから、3500xLで一気に読む。
でも、エディットとアライメントで死ぬな・・・。

時間的に無理な解析は省くしかない。
ベイズは間に合わないからMLだけにして、ハプロタイプネットワークは省略して、Arlequin走らせて、
塩基多様度とハプロタイプ多様度を計算して、Pairwise ΦstとSAMOVAをやって、MIGRATEは諦めて、ってところか。
もちろんパワーポイントのスライド作るのも忘れないでくれよなっ!

無茶しやがって・・・


間に合うか、間に合わないかじゃない!
間 に 合 わ せ る ん だ !

写真
国立科学博物館・筑波研究施設・DNA実験室(一般非公開)
D3 + AF-S 14-24mm F2.8G

        2012-09-06       佐渡島遠征

キジハタ

4年ぶりの佐渡島遠征から戻った。
私・おがりょう・マッコウ・海笊さんといういつものメンバーに加え、途中から ちゅら君も合流してくれた。
仲良くさせてもらっている漁師さん宅に3泊4日。潜ったのは実質2日間。

ちゅら君は以前にメールでやり取りしたり、佐渡のキャンプ場で会って話をしたりしたことはあったものの、
一緒に潜ったのは初。夜、飲みながらいろいろと話したのも初。以前からの印象通り、気持ちの良い好青年だった。
皆、またこのメンバーで佐渡で潜りたいねと話しながら佐渡を後にした。

海況はというと、9月に入ったのに水温が下がらず、何と水深30mラインまで29℃。
これだけ水温が高いとヒラマサのヒの字も見えず。
イシダイも大きいのはいなかったし、マダイも60cmくらいのが何匹か見られたのみ。
なんだかんだでキジハタは25匹くらい捕れたが、47,8cmくらいのが2匹の他は、30cm台から42,3cmくらいと全体的に小ぶり。
突果はちょっと物足りない感じだった。

佐渡島遠征

それにしても久しぶりに食べたキジハタは美味かった!
料理の写真撮ってねぇけど!

写真(2枚とも)
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

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