たゆたえど沈まず

MOGULER'S DELIGHT 別室 [NewEntry] [Admin]

カレンダー

05 « 2014-06 « 07
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

記事分類

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

HP: MOGULER'S DELIGHT
(ほったらかし中)
http://higedura.com/

mail: spearfishing (アット) ab.auone-net.jp

RSS

広告

FC2Ad

        --------       スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

        2014-06-27       大事な何かを見つけるのが硬派よぉ(難野)

喜屋武

昨日、沖縄が梅雨明した。
灼熱の太陽が照りつけ始め、一般的な沖縄のイメージそのものの天気という感じ。
毎日の昼休みの昼寝のおかげで日焼けもバッチリ。
水試の人に「ラボにこもってる人とは思えない黒さだね‥‥」と半ば呆れ顔で言われたので、
「昼寝の賜物ですよ!」と満面の笑みで答えておいた。

適当にスナップした写真を繋いだので切れ目が合っていないけど、水試前の昼寝ポイント。
写真に写っている一帯は、普段は海面下に沈んでいるが、最近はちょうどお昼前後にものすごい潮が引いている。
波が立っている辺りがリーフのエッジ。

茶色い地面は土ではなく石灰質の岩場で、枝サンゴがたくさんあり、小魚も多い。
昼寝が終わるとマスク&スノーケルを持ってそのまま海に入り、汗を流すついでにリーフ内の小魚を追いかけて遊ぶ。
体を拭いて服を着てからラボに戻り、歯を磨いて午後の仕事。イーネ!

クマゼミ Cryptotympana facialis

先日、夜中にゴミを出しに行った際、セミの幼虫が地面を歩いていたので手に撮ってみて見ると、
見慣れない種類だったので部屋に持ち帰った(沖縄では既にセミが鳴きまくっている)。

クマゼミ Cryptotympana facialis

GTPのケージに放り込んで就寝。
翌朝、セミの幼虫のことなどすっかり忘れ、ぼーっとしながらコーヒーを飲んでいたが、
何気なくケージを見た時に暖突に張り付いているセミを見つけて思い出した。

クマゼミ Cryptotympana facialis

クマゼミだった。
クマゼミは沖縄の固有種ではなく、本州中部以南に広く分布する種だ。
シャーシャーと高い声で鳴き、小さい頃長野の祖父のところに遊びに行っていた時には
高い木の上で鳴いているのでなかなか捕まえられなかったのを思い出す。
そんな思い出があるので高所にいる種だとばかり思っていたが、
九大で学会があった時に、福岡市内の普通の公園の樹木に大量に止まっていた。
あの光景と、うっかり触って大音量で鳴かれたのは衝撃的だった。

クマゼミ Cryptotympana facialis

ベランダに出してから出勤。
まだ羽化したてなのか、すぐには飛び立てないようだったが、たぶんこの後飛んで行ったことだろう。

こっち見んな

おまけ。
毎朝・毎昼にベランダに来るイソヒヨドリ。

写真
半翅目 セミ科 クマゼミ Cryptotympana facialis
スズメ目 ツグミ科 イソヒヨドリ Monticola solitarius
D700 + Makro-Planar T* 2/100 ZF

スポンサーサイト

        2014-06-23       おきんたまでかおです

Insect Pins

科博にいた時は標本作製用の道具は私物ではあまり持っていなかったが、
琉大も水試もあまりそういった道具が揃っておらず、作業が滞ることがよくあり、
また必須の道具が無くて非常に困るケースも出てきているので、少しずつ私費で購入して揃えている。

とりあえず喫緊で必要なものはいくつもあるが、金額がそれほどかからないものからということで、
インセクトピン(魚体の鰭立てに必要な昆虫針)を新調した。

以前の記事にも少し書いた志賀昆虫普及社から6サイズ(微針〜6号)と、チェコスロバキアのENTO SPHINX社から1サイズ(7号)。
それから前者の収納箱。

Insect Pins

微針100本、00号・0号・2号・4号・6号を各300本、7号を200本購入。
ちょっと、いや明らかに買い過ぎた‥‥。
科博の時のようにそれなりの人数で鰭立てをするにはこのくらいの数が必要かもしれないが、私一人分としては多すぎる。

収納箱に入れ終わって思わず苦笑い。
まぁ全部は入りきらなかったんだけど。

7号針は科博時代にも使っていなかったので初めて扱ったが、長さが他の号より長く、
この収納箱はおろかフィルムケースにも入らないのは誤算だった。
ピンセットを入れてある場所に、写真では4本入れてあるが2本にし、ここに7号針を半分だけ(100本)入れた。

先日、新調したこれらの針を使って標本作業をしてみたところ、非常にはかどった。
購入数などいくつか不備はあったが、新調して満足している。

写真
D700 + Voigtländer Nokton 58mm F1.4 SLII

        2014-06-19       モチロンソウヨ

グリーンパイソン Morelia viridis

いつ見てもカッコイイGTP。
土を敷いて苔を植え、たまに何らかの植物を植えているが、長持ちするものは少ない。

土飼育にして丸二年が経つが、目減りした分を足しているのみなので、全体の入れ替えが必要なのかもしれない。
鉢植えの観葉植物でも数年で土の入れ替えが推奨されるほどだし、排水性皆無のケージ内ではなおさらか。
土の入れ替えは結構前からやりたいと思っていはいるが、大変な作業なのでなかなか実行できずにいる。

いったん環境を整えてしまえば、一度の水撒きで長期間湿度を保つことができる。
糞をしたらシャベルで周りの土ごとすくってゴミ箱へ。
メンテナンスは楽チン。

写真
有鱗目 ニシキヘビ科 グリーンパイソン Morelia viridis
D700 + Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF

        2014-06-16       モルダーあなた少し疲れてるのよ

leather boots

梅雨真っ只中の沖縄。
私が住んでいる琉大の東口付近は山の上にあるため、
中城湾から吹き上がった湿気を帯びた空気が上空で雲にぶつかって落ち、一帯が真っ白な霧で包み込まれる。
遠方から琉大へ向かって来ると、琉大のそばに来た途端に雲の中に突っ込んだのかと思うほどだ。

琉大の構内では廊下は足跡が付くくらい湿気でビチョビチョになるし、とにかくこの辺りは湿度が高い。
が、(湿度が)すごいすごいと繰り返し聞かされていたからか、想定内というか、思ったより‥‥という感じ。
もうすぐ梅雨も明けるはずだし(今年はエルニーニョなので遅れるかもしれないが)、これくらいなら何とかイケる。

部屋の中ではこまめにエアコンでドライを付けたり除湿器を付けたりしていたのだが、
先日ふと見たら革靴にカビが生えていた。

内地にいた時から靴は冬しか履かず、春から秋までは裸足にギョサン(漁協サンダル)。
満員電車でもギョサンで通勤していた。
別に靴が嫌いなわけではなく、むしろ靴は好きで(というかレッドウィングのアイリッシュセッターが好きと言った方がいいかもしれない)
靴を履かない季節でも月イチくらいでこまめに手入れはしていた。

ただ、沖縄に来てからは一度手入れをしただけでしばらく放ったらかしにしていたので、
カビ・埃・汚れを落とし、久しぶりに革にオイルとクリームを塗り込み、スニーカーは洗剤をつけて水洗いした。

もともと物持ちがものすごい良いことに加え(20年前のTシャツでいまだに着ているものもあるくらい)、
靴は冬しか履かないので当然使用頻度も低く、手入れも結構しっかりやっているので、一番古いもので20年もの、
アイリッシュセッターは今のは2代目だけど、それでももう10年近く経つ。
唯一、スーツ用の靴を数年前に新調しているくらい。
次に靴を買うのは何年後になることやら。

そういえば、昔付き合っていた彼女が初めて家に来た時、玄関に入って「お邪魔しまーす」と言った次の瞬間に、
玄関に並んだ靴を見て「靴、持ってるんだ!」と真顔で驚かれた。
「靴くらい持ってるわ!」と即答で突っ込んだけどな!

初めて会った時もギョサンだったし、その後何回か会った時もずっとギョサンだったから、靴を持っていない人だと思っていたらしい。
私その時、30歳過ぎてましたけど‥‥。
そもそも靴も持っていない(と思っていた)人とよく付き合う気になったもんだよ‥‥。

この彼女、家の中に入ってしばらくしてから、思い出したように「えっ、ということは靴下も持ってるの?」と聞いて来たので、
「あっ、靴下は持ってないよ」と答えたら、結構長い間信じていた。

うそみたいだけど実話なんだよなぁコレ‥‥

写真
D700 + Voigtländer Nokton 58mm F1.4 SLII

        2014-06-11       魚突き in 沖縄 - 4

沖縄の夕暮れ

先週の金曜、仕事で海に入る用事があったので、ついでに銛を持って潜ることにした。
潜るのは2月末の小笠原以来、さらに沖縄で潜るのは昨年12月以来という超ご無沙汰。
水試は海辺にあるので、昼休みにキャンプ用のマットを持って海を見ながら昼寝をするのが日課なんだけど。

風は穏やか、海もベタ凪。
ものっそい久しぶりにウェットを着て海に入る。
リーフの中は透明度抜群だが、外洋に出ると水面から水深5,6mくらいまで白く濁っている。
しかも泳いでいるうちに何だか頭痛もして来た。
朝、水試に向かって車を走らせている時にもちょっと頭が痛かったのが、潜っていたらひどくなってきた。
普段から頭痛なんて滅多に無いんだけどな。

45cmくらいの小さなスジアラを一匹見つけ、体の後半は射程に入っていたものの
頭を打ちたくて距離を詰めたらスッと逃げられてしまった。
結局めぼしい魚はこれだけで、頭痛も収まらないので45分くらいでサッサと上がってしまった。
そのうち半分くらいは岸とリーフエッジの間を泳いで移動していた時間なので、実質的に20分くらいしか魚突きをしていない。
というか、まぁ一度も銛を打ってない。

(写真を全然撮らなかったので、昨年12月に撮ったもの)

アゴハタ Pogonoperca punctata

陸に上がって銛を置き、今度はタモ網を二つ両手に持って、水深1mくらいのところで小魚捕り。
その後タイドプールでも小魚捕り。
スズメダイ類やらハゼ類やら、全長1cmから5cmくらいまでのを数種20個体ほど集めた。

なぜそんな小さな魚を集めたかというと、
2本のマクロレンズ(マクロプラナー100mm・マイクロニッコール105mm)と3つの接写リングを組み合わせ、
小さな個体の標本写真撮影の条件設定などを詰めるためのもの。

最大の撮影倍率で画面の幅いっぱいが 2.7 cm、つまり 1 cm の魚でも十分に大きく写せることができたが、
撮影距離が反比例して縮まるのでピント幅がカミソリのように薄くなり、被写界深度が足りなくなる。
そのため、いわゆる「寄れるレンズ」よりも「寄れないレンズ」の方が、同じ焦点距離でも被写界深度が深く取れることが分かった。
シャッターブレにも非常にシビアになるので、露出ディレイモードでは不十分で、ミラーアップして撮らないとだめなことも分かった。

写真自体はまあまあ綺麗に撮れたが、鰭立てが綺麗にできずボツに。
標本作製用の器具が水試にはあまり揃っていなかったので、夜、琉大に戻ってから行ったのだが、
琉大にも微針がなくて、普通の標本作製用の針で鰭立てをした。
が、やはり微針じゃないとこのサイズの魚の鰭立てはうまくできないね。

私物の針に錆びてるのが混じっていたのと、微針は持っていなかったので、帰宅してすぐに志賀昆虫普及社に注文した。
と、その際に、青山にあったお店が戸越銀座に移転していたのを初めて知った。しかも移転は6年前だそう。
店主は104歳でお亡くなりになっていたそうだ。
まだ川崎に住んでいた時に何回か行ったことがあるのみだけど、名物おやじさんだっただけに残念。
でもお店がまだ続いているのは非常にありがたい。
30年以上前にあのお店で買った昆虫標本作製用の器具の一部は、まだ実家に残っている。

人前に出せるような標本にならなかったので、写真は以前撮ったアゴハタ(中城湾産)を。

なんか魚突きの話題という感じじゃねぇなこれ‥‥。

写真
スズキ目 ハタ科 アゴハタ Pogonoperca punctata
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G(海辺の風景)、Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100 ZF(アゴハタ)

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。