たゆたえど沈まず

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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

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(ほったらかし中)
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        2014-08-28       俺のバイクに「アHONDAラ」って落書きした奴でてこいや

アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus

明日から9月3日まで、マッコウと一緒に西表島へ。
仕事ではなく夏季休暇(遊び)で。

十数年前に調査で一度行っただけだが、その時は海しか行っていないので、
今回は山の方も入ってみる予定。

潜り仲間の赤ちんが西表島でツアーガイドをやっているので、
一泊二日のカヤック&魚突きと、日帰りの山(沢登り?)を頼んでいる。
あまり大物捕りにはこだわっていなくて、気楽に西表島の海と山を楽しもうと思っている。

セントラルパイソン Morelia bredli

それまでにやっとかなきゃという仕事を切り詰めていて、
一昨日は久しぶりに徹夜。
でももう歳なんだろう、徹夜明けがキツいことキツいこと。。。

今日はこの後やっと明日の準備に取りかかれる。
明日は寝坊しないように、そして飛行機にまた乗り遅れないように、頑張って起きなければ。

一週間ほどブログもお休みです。

写真
有鱗目 ボア科 アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus
有鱗目 ニシキヘビ科 セントラルパイソン Morelia bredli
D700 + Makro-Planar T* 2/100 ZF, AF-S Nikkor 35mm F1.4G
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        2014-08-18       さらば木登り野郎

今回から画像の大きさを 横 800 pxl から 1024 pxl に変えてみた。
オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata

理学部の玄関前で捕まえ、2週間近く飼育してみたキノボリトカゲだが、
今朝、元いた場所に逃がしてきた。

ケージに入れた次の日、まずは取り急ぎ爬虫類の研究室からコオロギを10匹ほどもらい、
その後は水試前の草むらで捕虫網を振りかざしてバッタ類を捕りまくり、
ケージに入れてみたものの、サッパリ食べない。

ケージの金網蓋の隙間から逃げ出したバッタが部屋の中で飛び、
壁に止まったのをつまんではまたケージに入れる日々。
これがゴキブリだと嫌だけど、バッタだとあら不思議、気持ち悪くない。
まぁ壁を蹴って飛ぶ時のバチッバチッという音が結構響いてウザイけど。

オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata

コオロギとバッタを1〜2日に2匹の割合でピンセットで喉に押し込み呑ませてきたが、
こんな強制給餌をいつまでも続けるわけにもいかない。
ということで、まだ元気なうちに逃がした次第。

オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata

表情が豊かで動きもコミカル、トカゲもいいもんだと思った。
ただ、昨年からモニター(オオトカゲ)飼いてーと思っていろいろ調べたり相談したりしていたけど、
やっぱ調査や遠征で1〜3週間不在になることを考えると、ヘビ以外は飼えないかなぁ。
まだちょっと諦めきれない気持ちはあるけど。

まぁそんなことはともかく、約2週間の間楽しませてくれてありがとう、キノボリトカゲ。
鳥に食われんなよ!

写真
有鱗目 アガマ科 オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

        2014-08-09       マッスルドッキングはキン肉バスター側のチンコがヤバイ

鹿の角

東海大の高見君が害獣駆除のバイトでよく山に入るとのことだったので、
シーズンになって鹿の角が綺麗な状態で落ちていたら拾って、と頼んでいた。
で、良い物が手に入ったからと連絡があり、先日届いた。

鹿の角

上側の1本も下側の2本も、ネズミなどに齧られた跡もなく、非常に綺麗な状態。
しかも下側のは同一個体の対の角。対で入手できるのは珍しいそうだ。
(角が生え変わる際、両角が一緒に落ちるのではなく、片方ずつ落ちるため)

どう飾るかは特に考えていないけど、適当にゴロンと置いただけでもすっげーカッコイイ。
これは良い物をもらったなぁと、部屋で一人ニヤケている。

アライグマ頭骨

高見君は罠の狩猟免許も持っていて、駆除したアライグマの頭骨も送ってくれた。
私は突いて捕った魚の歯を組み立てたものはたくさん持っているけど、哺乳類の頭骨はヤギしか持っていない。

科博時代にライオンやらキリンやらクマやら標本としての骨格標本はたくさん見たけど、それらはもちろん自宅には持って帰れない。
常々、自分用に何か欲しいと思っていて、たまにネットで売り物になっている頭骨を見ることもあったけど、
それらは何となく買う気はしなかった(高価だし)。

アライグマ頭骨

虫食い跡や損傷もまったくなく、非常に綺麗な状態。
大きさも手頃で、本棚に飾るにはもってこい。

次はアナグマかニホンザルか‥‥(チラッ

写真
クジラ偶蹄目 シカ科 ニホンジカ Cervus nippon
ネコ目 アライグマ科 アライグマ Procyon lotor
D700 + Nocton 58mm F1.4 SL II(ニホンジカの角), Makro-Planar T* 2/100 ZF(アライグマの頭骨)

        2014-08-06       そびえたつクソ

オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata

今朝、出勤した際に理学部の玄関前で緑色のアガマがササッと横切って草むらの中に消えたので、
おっと思って捕まえてみると、オキナワキノボリトカゲだった。
十数年前に石垣島に行った時に捕まえて以来だ。

オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata

そのまま研究室まで連れて行き、勤務時間中は標本撮影用の水槽の中に入れておいて、家に持ち帰った。
(1)餌はコオロギなので面倒臭い、(2)調査や遠征で短くても1週間、長いと3週間くらい不在になることもあるので、
手のかかるトカゲ類は私には飼育に不向き、というのは分かっている。

そのため自宅で写真を撮った後に逃がすつもりだった。

オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata

写真を撮った後、手に乗せたりカーテンを登らせたり、じっくりと見てみたり。
うーん、カッコイイ。そして可愛い。

オキナワキノボリトカゲ in the cage

とりあえず空いているケージをセットして、キノボリトカゲを入れてみた。
植物がないのでちょっとさみしい感じがするが、今までヘビしかいなかったので新鮮だ。

ショップに行ってコオロギ買ってくるか‥‥。
このまま少し飼育してみて、餌を食べないとか、ちょくちょく餌を買いに行くのが面倒臭いとか、
そうなったら元いた場所に逃がせばいい。

写真
有鱗目 アガマ科 オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

        2014-08-04       下甑島調査 2014(下甑島・鷹島)終了 -2

スジアラ&アオブダイ(頭)

鷹島から戻り、次の日から再び下甑島で潜る。
鷹島では休憩時間を除いても6時間以上も水深20mラインへの潜りを繰り返していたためか、
耳(耳腔)が炎症を起こしているのだろう、陸上にいても音が聞こえにくく、
潜るとリバースブロックになることが多々あった。

いつもなら一日寝れば治るのだが、今回はいつもより耳への負担が大きかったのか、二日かかった。
そのため二日間は無理をせず、潜る水深は10mラインまでにとどめ、時間も短めにして昼間と夕方の二本潜った。
ちなみに潜り漁師のTさんも同様に耳腔が腫れて痛みがあり、音も聞こえにくいと言っていたが、ハジメは全然平気とのことだった。

今回、神奈川県博からオスのアオブダイを標本用に頼まれていたので、島の地磯で1個体突いた。
エントリーしてすぐだったので、腰に付けたスカリに通して泳ぐのはダルいなぁと、フロートにぶら下げておいた。

大きな根の間で沖出しの流れがあり、そこから流されそうになったが、今日は無理をしないと決めていたこと、
50cmくらいの小さめのスジアラを1個体突いていたことから、もう上がろうと流れから抜け出し、エキジット。

マスクやフィンを置き、フロートのラインをたぐって引き寄せると、アオブダイは頭だけになっていた。
あちゃー、サメに食われたか。
いつ食われたんだろうと思い返してみると、沖出しの流れで根の間から吐き出されそうになった時、
グンッと強烈な力で体を持って行かれそうになったのを思い出した。
あれは流れではなくサメだったか。

アオブダイは70cmくらいあったし、体を持って行かれそうになった時もびっくりするくらい強い力だったから、
サメはかなり大型の個体だったと思う。
ちなみに数日前に下甑島の某所で、3mオーバーのイタチザメが漁師さんに目撃されている。
アオブダイを食ったのがイタチザメかどうかは分からないが、イタチじゃなかったとしても大型個体の可能性はかなり高いし、まぁおっかねぇわな。

私は普段は突いた魚はフロートにはぶら下げず、ウェイトベルトに付けたカラビナに、スカリに通してぶら下げているので、
サメに獲物を食われたのは実はこれが初めて。

夕方の2ダイブ目で、ハジメがアオブダイを捕ってくれ、それはすぐに船に上げたので、標本用アオブダイは無事確保。
ついでに頭だけになったアオブダイも一緒に入れて、神奈川県博に送付した。

下甑島・海

ハジメが山形へ帰り、後半は私一人で採集調査を続行。
昼間は私一人で潜り、夕方に仕事が終わったTさんと合流してもう一本、という流れ。

島周りはずっと激濁りが続いていたが、最終日近くになって所々ようやく濁りが取れてきた。
波打ち際はどこもまぁ綺麗なんだけどね。

実は昔から、下甑島で潜りたいと思い続けていたポイントがあった。
地磯エントリーで泳いで行くには遠すぎて無理、お世話になっているMさんの船でも漁協の管轄が違うので行けない。
今回、Tさんがその某ポイントの管轄漁協の知り合いのおっちゃんに頼んでくれて、初めて潜ることができた。

おっちゃんは潜りの人を乗せたことがないので、15分か20分くらいの短時間、しかもポンッとエントリーしてその下だけしか見ていないが、
予想通りものすごいポイントだった。もう何でもアリ。何でもいた。

下甑島・海

ボトムから水深5mほどまでせり出した棚に、テーブル状の平たい大きな岩が立てかかっていて、下がトンネル状になっている。
テーブル岩の上は水深15,6m、棚に立てかかった所で17,8m、ボトムはちょうど20m、そこからなだらかに深くなって行く。

棚の側面では大型のメジナがカーテンのような群れを作り、下からそれほど大きくないイシダイが数匹、こちらの様子を見に上がって来る。
テーブル岩の上では、60〜70cmくらいのヒラスズキが70〜80匹くらい、群れで回っている。
テーブル岩が棚に立てかかった所に降り、トンネルの右側を見ると、15kgくらいのクエがこちらを見ている(その後反転して消えた)。
トンネルの左側には、80cmオーバー(80後半あるか!?)のスジアラが4匹、ドン!ドン!ドン!ドン!と悠然と佇んでいる。
その周りには70cmくらいのスジアラが2匹、一回り小さい65cmくらいのスジアラが1匹、80cmくらいのクエが1匹。
なんじゃこりゃの世界。まるで竜宮城だ。

久しぶりに見たヒラスズキにときめくも(難なく射程に入れる)、それほど大きくないし、こいつらを打って他の魚が散ると困るので全スルー。
狙いは80オーバーのスジアラオンリーだ。
水面からだと見えないが、私がボトムに着くとスーッと姿を現す。しかもスレていないので、遠くへは逃げない。
さすがにここまで大型個体になると警戒心も強いが、それでも体のど真ん中から尾鰭にかけてであれば何度か銛の射程に入った。

ただ、結局一度も銛を打たずに見るだけにとどめた。
頭が射程に入っていたら打ったかもしれないけど、少し遠打ち気味になりそうだったし、
「致命傷を与えたにもかかわらずバラしてしまうこと」だけは絶対に避けたかった。
これだけ魚影がすごく、地元のTさんも数回しか潜ったことのない超級ポイント、そして私自身も昔から潜ってみたいと渇望していた夢のポイントだ。
下手に荒らすことだけは絶対にしてはならない。

80cmオーバー、まして80後半の可能性もあるスジアラなど、そう滅多にいるわけではない。
また、そのサイズにまで成長するのに数十年はかかる。
それを何も考えずに打ってバラすなど、愚の骨頂以外の何物でもない。
おっちゃんは「またこのポイントで潜りたかったら遠慮しないで言ってくれよ」ととても好印象だったし、
次回へのお楽しみということでいいんじゃないだろうか。

スジアラ狙いで潜っている最中、80cmくらい(8kgくらいか)のクエはずっとそばで私を見ていた。
銛の射程には入ってこないが、視界には入っている状態。やはり魚がスレていないんだろう。
このクエ狙いでもう少し粘っていれば、普通に捕れただろうね。
まぁこのポイントでクエを捕るなら、最低でも20kgクラスと、目標は高く持ちたいものだが。

ちなみにTさんが以前に潜った所は、私が潜った所から少しずれた所。
今回はモロに潮が当たっていたので入らなかったが、エントリーしたTさんの目の前に、20kgクラスのクエが3匹いたとのこと。

かなり潮流の速い所で、潜るタイミングがなかなか難しいポイントではあるけど、
船を出してもらえるツテもできたし、実際に潜って水中の光景を見ることもできて本当に良かった。
超一級ポイントである宇治群島や鷹島が霞むくらいの超超一級ポイント。
興奮が収まらずに息が上がる状態を経験したのなんて久しぶりだった。それほどの衝撃。
島に通い始めて16年目の大きな発見だった。

スジアラ

帰沖する前日、最後の潜りの日。
昼間は近場で軽く潜ったが、透明度も良く、魚影も濃く、いい感じだった。
スジアラは十数匹見たが、この日も銛の腕の精度が悪く(前日は良かったのに)何匹も外し(バラしたのではないのが救い)、
また70cmくらいの大型個体をロックオンしてまさに今打とうとした瞬間に、そばでアオブダイがブンッと逃げてその音で逃げられたりとうまくいかず、
結局55cmくらいの小型個体を2匹捕るにとどまった。

夕方、Tさんと合流してラストダイブ。
オオモンハタが多いという通称オオモンランドへ。
砂地が一面に広がる中に大きな隠れ根が点在する場所だが、魚がいる水深は深く、最低で水深20mライン。
大きなうねりが入っていて、二人で波酔いしながら潜る(Tさんは波酔いで吐いていた)。
Tさんはオオモンを数匹見たが捕れず、私はオオモンは見つけられずに水深20mでアカハタを捕って終了。

陸に上がって着替えをすませ、軽トラの荷台の荷物を片付けていると、漁師仲間の一人が来たので立ち話。
このうねりは台風12号のものらしく、明日のフェリーは朝イチの1便は出るだろうがその後の高速船と2便は欠航になるだろうとのこと。
台風12号!?11号がまだ南海上の遠くにいるのに!?
急いでTさんがスマホの天気予報を見てみると、なるほどこれはまずい。
高速船で帰る予定だったが1便に乗ることにして、急いで宿に戻って荷造りをする。
1便だと宅急便の事務所がまだ開いていないので、荷物と伝票をTさんに預け、私が島を離れた後に宅急便の事務所が開いてから出してもらうことに。
次の日、バタバタしながらも何とか1便に乗り、ギリギリで沖縄に戻って来れた。

結局、島周りでは5日間潜ってスジアラ9匹、という結果だった。
1ダイブで4匹捕った時もあったが、1匹も捕れずに終わった時も。
ただし、1匹も捕れなかった時はスジアラ自体がおらず、私だけでなくTさんとハジメも目撃せずという状態で、
スジアラがいるポイントであれば何とか最低でも1匹は捕っていた。

まぁ大きい個体は捕れなかったし(最大個体でも65cmくらい)、銛の腕の精度がもう少し良ければ数も倍は捕れていたという感じなので、
ちょっと調子悪かったなぁという感は否めない。
ただ、調査の目的であるスジアラの数集めは、Tさんとハジメの協力のおかげで目標数に達したので、結果オーライかな。

昨年の宇治群島に続き、今回は鷹島でも潜ることができ、さらに件の超級ポイントの開拓に成功と、今後の下甑島遠征が楽しみで仕方がない。
魚突きより面白い趣味なんてねーよな。
ビールを飲みながら、そんな話をハジメとしていた下甑島調査2014、これにて終了。

写真
鹿児島県 下甑島
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2014-08-02       下甑島・鷹島調査 2014 終了 -1

鷹島(南から見た全景)

下甑島調査が無事終了、台風11号12号が直撃する前にギリギリ戻ることができた。
16年前から通っている下甑島、学生時代は長期キャンプしていたものの、最近は数日間の滞在が続いていて、1週間もいたのは本当に久しぶり。
そして今回は、16年目にして新たな、かつ大きな発見もあり、非常に有意義な調査となった。

私はスジアラの採集調査として日程を固定、マッコウとハジメがそれぞれ休みを取って途中まで同行し、
その代わりに二人が捕ったスジアラの鰭をDNA解析用に分けてもらうことにしていた。
しかしマッコウが仕事の都合で直前のキャンセルとなり、私とハジメの二人で渡島することに。

島では潜りの漁師であるTさんがほぼずっと付き合ってくれ、鷹島へは昨年の宇治群島遠征同様にMさんの船を出してもらい、
同様に島の漁師であるHさんが今回も乗り子として同乗してくれることに。

最初の二日間、島の地磯で潜るも、東シナ海の北方を北東方向に進む台風10号のうねりが入り、
また激濁りで透明度も非常に悪く、三人でスジアラを7個体捕るにとどめた。

そして三日目、いよいよ下甑島の南西約30kmにある無人島群、鷹島へ。
(津倉瀬へ足を伸ばすことも考えていたが、鷹島のみとなった)

鷹島(北西から見た全景)

北西から見た鷹島の全景。
大小5つの島からなる無人島群で、西側の3島、東側の2島の間は水路状に、
また西側も東側もそれぞれ北と南の島間で細い水路状となっている。
そしてさらに南の沖に二つ、水面に顔を出す小さな根がある。

参考 Wikipedia (別ページへジャンプ) http://ja.wikipedia.org/wiki/鷹島_(鹿児島県)

鷹島(南西から見た風景)

波長の非常に長い大きなうねりが当たっていて、船上では船酔いに、海面では波酔いに苦しめられた。

鷹島(西から見た風景)

見る方角によってまったく違う姿を見せる鷹島。
うねりの当たる場所は潜ることができず、潜りたいと思っていたポイントすべてに入ることはできなかったが、
それでも鷹島の概要は掴んだし、丸一日楽しむことはできた。

鷹島(東から見た風景・北側)

鷹島の概要だが、ざっくり言うと、下記の通り。

(1)とにかく深い。果てしなく深い。
宇治群島も深かったが、それでも浅場がちょこちょこあった。
しかし鷹島はドン深の場所ばかりで、水深 17 〜 18 m が最低ライン、基本的に水深 20 m ライン以深での勝負。
潮流は今回はそれほど速くなかったが、常に流れている。速い時は激流で、川のようになるとのこと。
まさに上級者向けのポイントだろう。

私たちも水面ではうねりに苦しめられ、潜れば深く入らざるを得ずと、大いに苦戦した。
大物がいても、深すぎて手が出ないという場面も何度かあった。
透明度が良かったのはせめてもの救い。

鷹島(東から見た風景・南側)

(2)思ったよりスジアラは少ない、逆にクエは多いかも。
下甑島も宇治群島もスジアラは多いので、鷹島も同様かと思っていたが、意外なことにスジアラは少なかった。
ただ、最後に潜ったポイントでは、水深 25 m ラインより下に大型の個体がたくさんいたとのこと。
小さな無人島群ではあるが、スジアラの多いポイントと少ないポイントがあり、その水深はともに概して深い。
結局、私が1個体、Tさんが5個体捕ったのみ。

クエは4個体目撃された。
そのうち私が1個体(12.5 kg)、Tさんが1個体(8 kg)捕った。
1個体は私がバラし(私とハジメが目撃、10 kgくらい)、残りの1個体は私が見たのみ(20 kgくらい)。

鷹島(南にある離れ磯・根を望む)


(3)全体的な魚影は非常に濃い。
その他の魚に関しては、イシダイやハマフエフキはむっちゃたくさんいた。
(今回はターゲットにしていなかったのでほとんどスルーしたが)

アカハタはなぜか少なく、私たちが潜っている間にMさんとTさんが船から釣りをしていて1個体釣れたのみ。
私は4個体捕ったが、どれもまぁ深かった。

クエ 92 cm / 12.5 kg

クエ 92 cm / 12.5 kg。
ちょっと痩せ気味の個体だったが、まぁいいだろう、捕れれば!

今回は手銛の精度が悪く、ヒラマサとカンパチを何度も外し(かすりもしないとか、背鰭を打ってバラすとか)、
スジアラも二度打ちしてやっと捕れるという低落ぶり。
そのため、最後になってやっと訪れたこのクエは、思いっきり銛先を近づけて打ち込み、一発であげた。
見つけた場所もシチュエーションもドンピシャ狙い通りだったので、まさに会心の一撃だった。

クエ 92 cm / 12.5 kg

鷹島での突果

<突果>


クエ × 1(12.5 kg・92 cm)、スジアラ × 1、アカハタ × 4
ヒレナガカンパチ × 1、イシダイ × 1、ハマフエフキ × 1

ハジメ
ヒラマサ × 2、ヒレナガカンパチ × 6

Tさん
クエ × 1(8 kg)、スジアラ × 5、イシダイ × 2

- 続く -

写真
鹿児島県 鷹島
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

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