たゆたえど沈まず

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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

HP: MOGULER'S DELIGHT
(ほったらかし中)
http://higedura.com/

mail: spearfishing (アット) ab.auone-net.jp

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        2014-09-16       県を剣に変えると強そうなのは三重剣と千葉剣

ボールパイソン Python regius

2011年8月生まれのボールパイソン、生後丸三年を過ぎた。
最初の約1年間は順調に餌を食べ続け、体重が1kgに到達した後、(何度も書いたが)驚愕の11ヶ月間の拒食。

拒食が開けた後も食べたり食べなかったり、体重はずっと900gから1kgの間を行ったり来たりで、今年の4月の段階でも体重は1kg。
生後2年半で体重1kgは、明らかに成長が遅い。

4月以降、この半年は安定して食べ続け、先日体重を量ったところ、やっと1.5kgに到達。
拒食中はほぼ一日中丸まっているだけなので、飼育している気もせず、ボールに対する興味も愛情も薄れがちだったが、食べてくれるようになると愛情も復活。
やっぱボール可愛い。

と、「最近は安定して食べてる」などと書いた途端、食べなくなるなんてのもありがちな話。
怖い怖い‥‥。

写真
有鱗目 ニシキヘビ科 ボールパイソン Python regius
D700 + Ai Micro Nikkor 200mm F4S
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        2014-09-13       肛門にブレスケアを入れて放置していたら新時代の幕開けを見た

オリーブパイソン Liasis olivaceus

ヘビの体重を量るためだけに購入したスケールだったが、3kg以上のものは量れないため、オリーブとセントラルは体重不明の状態だった。

まぁ別に体重知らなくても飼育する上で支障はないんだけど、給餌量を考える時に一つの目安にはなる。
一回の給餌量は最大で体重の10%程度、という感じ。
絶対的な指標ではなく、あくまで目安ね。

で、人間用の体重計を購入したので、3kg以上に成長したオリーブと、購入当初から3kg以上あったセントラルを量ってみた。

まずオリーブは 4.5 kg(糞を出し切って腹の中に餌が入っていない状態)。
給餌後で 5 kgくらい。まぁ予想通りかな。

セントラルパイソン Morelia bredli

セントラルは 6.6 kg。
同様に腹の中に餌が入っていない状態。
給餌後で 7 kgくらいか。
8 kgくらいあるかと思ってたんだけど、ちょっと予想より軽かった。

セントラルはオスで全長が2.5mちょいってとこだから、ほぼ最大サイズだと思う。
年単位で見るとほんの少しずつ大きくなるかもしれないが、長さも重さも大幅な成長はないだろう。

オリーブは、長さは(目測だけど)まだ2.5mはない気がする。
こちらはまだまだ成長期。とにかく食う。
頭の大きさはセントラルよりだいぶ小さいので、呑み込む餌の大きさは小さいが、一回の総給餌量ではセントラルより多く食べる。
年末くらいにはセントラルに並ぶか、追い越しているかもしれない。

写真
有鱗目 ニシキヘビ科 オリーブパイソン Liasis olivaceus, セントラルパイソン Morelia bredli
D700 + Ai Micro Nikkor 200mm F4S

        2014-09-11       西表島遠征(2)

西表島・カヤック

前回の記事( http://higedura.blog.fc2.com/blog-entry-208.html )からの続き。
赤ちんから写真が届いたのでそれも使わせてもらって紹介したい。

遠征初日は地磯で軽く潜り、二日目から一泊二日のカヤック・魚突き・キャンプツアーへ。
私とマッコウのリクエストで赤ちんが組んでくれたのだが、一般のお客さん(Mさん)も一人参加することになり、合計4人となった。

片道3時間、距離にして15kmの海上をカヤックで漕ぐ。
そんなにかかるとは思っていなかったので、「3時間かかります」と言われた時は思わず脱糞しそうになっちまったぜ‥‥。
陸からはアクセスできないジャングルの中にポツンと開いた砂浜、鹿川湾を目指す。

海はベタ凪。
透明度も良く、カヤックを漕ぎながらでも水中のサンゴがよく見える。
時折、アオウミガメが水面に顔を出してこちらを見ている。

西表島・サンゴ

それにしても西表島はサンゴの状態が良い。
魚種も多く、見ているだけでも飽きない。

西表島・水中写真

水中写真は赤ちんがコンデジで撮ったものだが、よく撮れていて驚いた。
ここに載せるにあたっては私の方で画像処理をしてリサイズしてあるが、元画像のままでPCでも十分に観賞できる。

キャンプでの魚メシ

夕方に銛で突いた魚をおかずにメシ。
キャンプで刺身が出ることについてMさんが驚いていたが、魚突きをやっている人なら日常的な光景だろう。

刺身、ヅケ、カルパッチョ、寿司、天ぷら、ホイル焼き、塩焼き、煮付け、各種鍋、鯛飯、アラ汁、などなど
ありとあらゆる魚料理をキャンプでするのも魚突きの魅力の一つだ。

今回、赤ちんが作ってくれたのは、刺身・カルパッチョ・塩焼き・鯛飯・アラ汁。
どれも美味かった。

キャンプでの魚メシ

私自身キャンプすること自体がかなり久しぶりなので、
キャンプでの魚メシに懐かしさを覚えるかなと思ったが、食べ始めてすぐに分かった。
うん、いつも通りだな、と。

まぁ学生時代から飽きるほどキャンプしてきたし、沖縄に来てからは水試でよく魚をもらって食べているからか。

キャンプでの魚メシ

焚き火にかけているのはアヤコショウダイを使った鯛飯と、アラ汁。

焚き火も久しぶりだな〜。
焚き火好きの私としてはたまらない時間。

西表島・鹿川湾 天の川

そして空を見上げると満点の星。
とにかく星の密度がすごかった。
天の川も綺麗に見えている。

西表島・鹿川湾の夜空

腹一杯食った後、ビールと煙草を手に星空を見るなんて、何て贅沢なんだろうか。
葉巻を持ってこなかったのが悔やまれる‥‥。

西表島・鹿川湾

砂浜にテントを張って寝る心地良さも久しぶりだった。

次の朝、灼熱の太陽に照らされて暑さで目覚め、海に入って涼み、赤ちんが作ってくれた八重山そばを食べる。
一休みして、軽く2時間ほど潜り、昼食の特製パスタを食べた後、またもや3時間カヤックを漕いで戻る。
こうして一泊二日のキャンプツアーが終了。

西表島・沢登り

次の日はまずは沢登り。
私はカメラを防水バッグに入れてたすきがけにしていたが、たすきがけだとバランスが悪くて動きにくかった。
防水バッグから出すのも面倒で結局ほとんど写真を撮らなかったし、車に置いてくればよかった‥‥。

途中で雷雲が広がり、土砂降りの雨が降ってきた。
1ヶ月ほどまとまった雨が降っておらず渇水気味なのと、山の保水力も大きいだろうから大丈夫だとは思うが、
万が一のこと(鉄砲水)を考えて、沢を下るのではなく登山道から降りることに(写真なし)。

西表島・鍾乳洞

昼食後、某川でツバサハゼを見た後、鍾乳洞へ。
中は思いのほか広く、ヤエヤマコキクガシラコウモリがたくさん飛んでいた。
(真ん中の上段写真に、小さいがコウモリが飛んでいるのが写っている)

途中、2ヶ所で天井に大きく穴が空いていて、外界の光が差し込んでいる(右写真)。

そして最後の出口はほふく前進で(左写真)。

大きく長く、ダイナミックな鍾乳洞で、コウモリも多いのでとても楽しめた。
鍾乳洞探検など高校生の時以来、実に22年ぶりだ。

西表島・鍾乳洞から出るとそこは海

鍾乳洞を出るとそこは海。
何となく、これにはやられた。
幻想的でちょっと感動。

西表島・生き物探し

そして夜はおまちかねの生き物探し(前回の記事の通り)。
出発する時にヤエヤマオオコウモリが目の前を飛ぶのを見ながらスタート、
海沿いの琉球石灰岩の崖でヤシガニを見つけ(左)、
林床でヤエヤマセマルハコガメの写真を撮り(中段左上)、
イリオモテヤマネコを間近で見て、
道路を横断していたサキシマハブに触り(中段左下と中段右)、
最後に宿のすぐ手前でリュウキュウコノハズクが車のライトめがけて突っ込んできて、
バサーッと翼を広げてフロントガラスにぶつかりそうになって終了(ぶつからずに飛んで行った)。

右写真はおまけ。
立ちションをし終わってふと横を見たら、キシノウエトカゲの成体がいたので思わず飛びついたところ。

西表島に行った時には、ぜひバジャウトリップ西表フィールドサービスへ、どぞ!
http://bajautrip-ifs.com

写真
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G

        2014-09-04       西表島遠征(1)

西表島

10年前にアイゴ類の採集調査で訪れて以来、二度目の西表島。
ただし今回は調査ではなく遊びの遠征なので、研究とは関係ない、いろいろとやりたい遊びをスケジュールに組み込んだ。
そして結論から言うと、思いっきり西表の自然を堪能し、満喫することができて、大満足の6日間となった。

魚突き、カヤックをやって海を堪能し、
キャンプをしてテントで夜を明かし、
沢登りをして川をやり、
その帰りは登山道を降りるルートを取って山をやり、
鍾乳洞探検までやった。

西表島

10号から12号まで、大型の台風が立て続けに来沖した7月とは打って変わり、
8月に入ってからは台風もなく、まとまった雨も降っていないため水源が渇水気味。
そのため両生類爬虫類は気配が薄く、探してもなかなか見つからなさそうだった。
しかしまぁ結局ほとんど見ることができたんやでー、見たい生き物は。

最後の夜、赤ちんの案内でまずはヤシガニ探しへ。
私自身はあまりヤシガニには興味はなかったが(昔パラオで捕まえたことがあるし)、
マッコウが見たがっていたので海沿いのジャングルの中へ。
なかなか見つからなかったが、最終的には3個体発見。
しかも1個体は抱卵していた。

西表島

ヤシガニを探している最中にセマルハコガメ(ヤエヤマセマルハコガメ)を発見。
野性のセマルハコガメを初めて見ることができて、私は一人感動していた。
しかも庭にひょこっと現れるとか、道路脇にいるとか、情緒風情のないシチュエーションではなく、
林床で落ち葉に頭を突っ込んで寝ているという、これぞ野生下の姿とでも言うべき状況。
(下・赤ちんが「セマルがいますよ」というのでライトで照らした時の写真)

ヤエヤマセマルハコガメ Cuora flavomarginata evelynae

うーん、やっぱ好きだわこのカメ。
昔、中国産(or台湾産)のセマルハコガメ(チュウゴクセマルハコガメ)を飼っていたことがあるけど、
またちょっと飼いたくなってきた。

ヤエヤマセマルハコガメ Cuora flavomarginata evelynae

ヤシガニとセマルハコガメを見つけ、ジャングルから出てきたところで約1時間が経過していた。
ここから3時間、車を走らせて川があるごとに止まり、ライトで橋の上から照らしてミナミマゴチ探しが続くも、結局見つからず。
(10年前は橋の上から見つけて捕った・M.D.のExpedition Reportで掲載していた)

その代わり、ミナミマゴチを探している道中で、ついにイリオモテヤマネコを見ることができた。
しかも子猫、しかも全身、しかもすぐ目の前の至近距離で。
(残念ながら写真は撮れなかった)

ヤエヤマセマルハコガメ Cuora flavomarginata evelynae

(下の写真)初めて見たサキシマハブ。綺麗なヘビだ。
スネークフックを持って行った甲斐があった。

これで日本産のハブ類4種(ハブ、トカラハブ、サキシマハブ、ヒメハブ)すべてを見たことになる。
もちろん動物園ではなく野生下で。

サキシマハブ Protobothrops elegans

西表島で見たかった生き物で今回実際見れたもの、印象に残っているものは、

魚類:ツバサハゼ
哺乳類:イリオモテヤマネコ、ヤエヤマオオコウモリ、ヤエヤマコキクガシラコウモリ
爬虫類:ヤエヤマセマルハコガメ、サキシマハブ、キシノウエトカゲ
鳥類:リュウキュウコノハズク

などなど(ヤモリは数種見たが詳しくないので分からない)。
しかもこれらのほとんどが、最後の夜に「ちょっと探しに行くか」と出かけて見つけたもの。
まぁ4時間かかったので「ちょっと」とはならなかったが。

逆に見たかったけど見れなかったものは、ミナミマゴチとカンムリワシくらいか。
赤ちんと話している時に、ハロウェルアマガエルとアイフィンガーガエルの話を聞いて、
そういえばその2種って西表にいるんだと気付いた。また次の機会に見てみたい。

魚を研究している者としては、西表島に来てツバサハゼを見たことがないというのはちょっと恥ずかしいので、
今回見ることができたのは良かった。
3個体見たが、どれも大型の個体で結構びっくりした。
日本産の個体群は絶滅危惧とされているので珍しさはあるが、決してカッコイイ魚ではない。
やはり、洗練されたスマートさと獰猛な荒々しさが同居し、さらに大型化するハタ科こそ最高。

あまり自分では写真を撮っていないので、とりあえず今回紹介する写真はこれだけ。
赤ちんが撮ったものをもらって全部揃ったらまた追加で紹介したい。

写真
カメ目 イシガメ科 ヤエヤマセマルハコガメ Cuora flavomarginata evelynae
有鱗目 クサリヘビ科 サキシマハブ Protobothrops elegans
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G, AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

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