たゆたえど沈まず

MOGULER'S DELIGHT 別室 [NewEntry] [Admin]

カレンダー

09 « 2015-10 « 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

記事分類

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

HP: MOGULER'S DELIGHT
(ほったらかし中)
http://higedura.com/

mail: spearfishing (アット) ab.auone-net.jp

RSS

広告

FC2Ad

        2015-10-24       何だか知らんがとにかくヨシ!

アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus

ひっさしぶりにまともなヘビの写真を撮った。
生体が増えるでもなく、飼育個体数が多いわけでなく、大型個体は撮りづらいこともあり、
被写体に選ぶ=撮れる個体が限られるので、結構マンネリ気味。

アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus

アマゾンツリーボア・ブラックレオパード Corallus hortulanus hortulanus (possible Leopard Phase)

脱皮前。
順調に育っている。

ボールパイソン Python regius

写真撮ること自体久しぶりだが、中でもボールを撮ったのはいつ以来か分からないくらい。
ここ最近は珍しくコンスタントにエサを呑んでいる。

写真
有鱗目 ボア科 アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus
有鱗目 ニシキヘビ科 ボールパイソン Python regius
D700 + Makro-Planar T* 2/100 ZF
スポンサーサイト

        2015-10-01       下甑島・宇治群島遠征 2015

出港の準備

9月のシルバーウィーク、私・マッコウ・はじめ・おがりょう・海笊さんの5人で、下甑島に遠征してきた。
実は、7月の下甑島・鷹島遠征の最中にすでに今回の遠征を計画していたのだった。

2013年以来となる宇治群島、そして初めての草垣群島も含め、
鷹島 → 宇治群島 → 草垣群島 → 津倉瀬 と4つの無人島群を、一泊二日ですべて回る予定だった(遠征自体は約1週間)。

‥‥のはずだったが、二日目が大荒れになる予報だったため、とりあえず初日に日帰りで宇治群島へ行き、
帰りに余力があれば鷹島に寄る、二日目は下甑島で過ごし、三日目と四日目に海が凪になればまた考える、ということに。

早朝5時、下甑島を出港。

綺麗な朝焼け

朝焼けがきれいだ。

宇治群島が見えてきた

下甑島から漁船で3時間弱。
霞む水平線に、宇治群島の稜線が見えてきた。

宇治向島

宇治向島

宇治群島の西側、宇治向島。かなり山が高い。

宇治島

こちらは東側、宇治島。宇治向島に比べると山は低め。避難港がある。

クエ 85cmくらい・スジアラ 65cm くらい

3年連続となるクエ。ちっちゃめで85cmくらい。産卵後のシーズンなので少し痩せていた。
穴に入られたのを引きずり出したので、体が傷ついている。

スジアラはこの日捕れた一番大きい個体で、65cmくらい。なぜかこの個体はでっぷり太っていた。

クエ 85cmくらい・スジアラ 65cm くらい

(重いんだから早く撮れよ!という表情)

クエ 80cmくらい

おがりょうも80cmくらいのクエを。
今回捕れたのはこの2個体のみ。

スジアラはちょこちょこ捕れたけど、全体的にはおとなしめという感じ。
2013年の時にはかなりガッツリ捕ったので‥‥。

17時半過ぎに下甑島の港に戻ってきたが、港で捕れた魚を並べて写真を撮るつもりが、それどころではない事態になってしまった。
そして、海に潜るのも、今回の遠征ではこの日のみということになった。


穏やかな海・現場にて

宇治群島から下甑島へ帰還する漁船、船尾のデッキで煙草の煙をくゆらせながら談笑している私たち。
下甑島に近づき、携帯の電波が入るようになった頃、島にいる知り合いの漁師さんから電話が。

声が聞き取りづらかったのでおがりょうに代わってもらい、私は雑談を続けていた。
船室に入って話をしていたおがりょうが、沈痛な面持ちで出てきて言った。
「島で潜っていたNが海から戻らず、行方不明だそうです」

現場にて

大学時代のサークル(アクアライフ)の後輩4人が、私たちとは別組で下甑島にキャンプに来ていたのだが、
そのうちの一人が、海保や地元消防団のみなさんの捜索虚しく、水深約24mの海底で遺体で発見された。
ニュースで見て知っている魚突き愛好家もいることだろう。
すでに大学を卒業したメンバーではあるが、アクアライフ創立23年目にして初めての海難事故だった。

最悪の事態ではあるが、損傷のない状態で遺体が見つかったことは救いだった。
次の日は海が荒れる予報で、海が荒れたら捜索は打ち切られる予定だったと、消防団の方に後から聞いた。
現場に駆けつけたい気持ちはやまやまだったが、私たちが行っても野次馬になってしまうため、現場での立会はNの同行者3人に任せ、
私たちは後方から彼らを支援する形にした。彼らはやるべきことをやった。立派だった。

彼らと同じ期間中に私たちも同じ島にいたことは、結果としては良かった。
事故が起こったのはもちろん不幸な出来事ではあるが、その事故が、初めて行く島ではなく、
17年前から通い、知り合いがたくさんいる島で起こったことも良かった。

魚突きをやっている以上、事故の危険は常につきまとう。特に、この趣味は、突き詰めれば突き詰めるほど、事故のリスクは高くなる。
魚突きは野球やサッカーではない。登山で言えば、アルパインスタイルほどではないにせよ、極地法よりははるかに危険度は高いだろう。
以前 HPにも書いていたことだが、絶対に死にたくないという人は、魚突きをするべきではない。

いろいろと言いたいことはあるが、あえてブログに書く必要はないだろう。
葬儀と告別式もすでに終わり、次はOB・現役メンバーたちが集まってのミーティングがある。
そのミーティングで話せばいいだけだし、交流のある東京海洋大のサークルのOBにも話をしてある。


一段落してから、今回初めて現場に行ってみた。
海は穏やかに凪いでいた。
数日前、海保の巡視艇や漁船が走り、捜索ヘリが飛んでいたとは思えないほどの静けさだった。

私たちは缶ビールのプルタブを開け、海に撒いて目を閉じた。

写真
D700 + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, AF-S Nikkor 35mm F1.4G

 | HOME |