たゆたえど沈まず

MOGULER'S DELIGHT 別室 [NewEntry] [Admin]

カレンダー

10 « 2015-11 « 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

記事分類

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

HP: MOGULER'S DELIGHT
(ほったらかし中)
http://higedura.com/

mail: spearfishing (アット) ab.auone-net.jp

RSS

広告

FC2Ad

        2015-11-30       おまんらシコらんぜよ

パプアンパイソン Apodora papuana

脱皮して糞をした後、ピタッと餌を食わなくなった。
他のネシアンパイソン同様、こいつも2年目以降の冬は食べなくなるパターンだろうか?

パプアンパイソン Apodora papuana

この個体、実は二回、内部寄生虫(線虫)が出たことがあり、数ヶ月前からフェンベンダゾールを投与して駆虫している。
線虫は大きいもので15cmほどもあり、一回目は十数個体、二回目は7,8個体が糞と一緒に排出された。
一回目に出たうちの2個体は、エタノール70%・グリセリン5%溶液浸液標本として手元に残し、残りは科博に登録してある。
(科博には寄生虫の専門家もいるので)

購入時から元々持っていたのか、以前呑んだパプアンカーペット(これもWC個体)から二次感染したのかは不明。
Ophidascaris属の1種だと思うが、専門外なのでそれ以上はちょっと分からない。未記載種もたくさんいるだろうし。
手元にある洋書を何冊か見た限りでは、パイソンから検出されるOphidascaris属やPolydelphis属などの線虫類は、
野生下ではエサであるカエルやネズミ類を経由して感染するようだ。

<<< 追記 >>>
パイソンの線虫類の論文をちょっと調べてみたけど、古いのしか出てこないね…。
研究者人口が少ないんだろうな。

Ophidascaris属は下記5つのグループに分けられて、今はinvalidになっているようだ。
(カンドイアから検出されたfilaria、ナミヘビとボアコンから検出されたobconica、クサリヘビから検出されたradiosa、
コブラから検出されたnajae、ガラガラヘビから検出されたarndti)

Polydelphis属は旧世界のパイソンから検出されているとのことなので、パプアンから出た線虫はこの属の1種かもしれない。

References
Sprent, J.F.A. (1978) Ascaridoid nematodes of amphibians and reptiles: Polydelphis, Travassosascaris n.g. and Hexametra. Journal of Helminthology 52(4): 355-384.
Sprent, J.F.A. (1988) Ascaridoid nematodes of amphibians and reptiles: Ophidascaris Baylis, 1920. Systematic Parasitology 11(3): 165-213.
<<< 追記ここまで >>>

投薬後は線虫は出ておらず、冷凍エサを使っている限りは感染源がない状態なので、たぶんもう大丈夫かな。
条虫の駆虫薬は投与していないが、条虫がいるとしても今のところ特に悪さはしていないので、とりあえずこのまま様子見。

線虫が出た時に「そういえば」と大学時代の授業を思い出したが、線虫と条虫は門レベルで異なる分類群。
そりゃー使う薬も違いますよっと‥‥。

パプアンパイソン Apodora papuana

いまだ90cmケージに入っているが、さすがに狭くなってきた。
オリーブほど動き回らないので何とかなってはいるが、全長3.3〜3.5mくらいあるからなぁ。
そろそろオリーブ同様に180cmケージを用意してあげないと‥‥。

写真
有鱗目 ニシキヘビ科 パプアンパイソン Apodora papuana
D3X + Ai Micro Nikkor 105mm F4S
スポンサーサイト

        2015-11-28       そりゃもうアレよ

Nikon D3X + Distagon T* 2/35 ZF

D3Xよ。

同じ高画素機・現行版のD810新品よりも、
7年前発売ですでに型落ちになっているD3Xの中古の方が価格が高いのは、それなりに理由がある。

D一桁機を一度使ってしまうと、三桁機を使う気にはならないとはよく言われることだが、確かにそう思う。
フラッグシップである一桁機は使用感が全然違う。

Nikon D3X + Distagon T* 2/35 ZF

職場に備品でD800があるので使い比べたりしているが、D800はシャッターフィーリングをはじめ
使用感がエントリーモデルに近い感じがする。

ただ、D700だけは三桁機の中でかなり良い使用感だと思うな。

写真
D3 + AF-S Micro Nikkor 105mm F2.8G, Nokton 58mm F1.4 SL II

        2015-11-26       21巡目・22巡目 一時帰宅

富岡駅前・東日本大震災慰霊碑

少し古い話になるが、6月と11月上旬に、帰還困難区域内にある自宅への一時帰宅があった。
沖縄に行っていた間は私は参加できなかったので、久しぶりの一時帰宅。

富岡駅裏

6月の一時帰宅にて。
富岡駅は更地になり、海岸との間は除染で出た汚染土の土嚢置き場に。
少し離れたところには処理場ができていた。
慰霊碑も駅前に。

庭 June

庭の池側はびっしりと草木が茂っていた。
キウィ・あけび・カラスウリ・クズなどツタ系の植物も伸び放題。

庭 Nov.

11月の一時帰宅にて。
上写真の半年後。これ全部(私が)刈るのだが、本当に大変だ。

雑草刈り

畑側の雑草を刈る私。巨大なヨウシュヤマゴボウがあちこちに。

帰還困難区域内はまだ除染が行われていないため空間線量は高いが、それでも少しずつは下がってきている。
解除されるまであと数年はかかるのかな。

次回の一時帰宅は来年3月の予定。

写真
D700 + AF-S Nikkor 35mm F1.4G(1〜3枚目)

        2015-11-15       女性全員に半袖ニットの着用を義務付ける法令を施行するべきだと思う

DFWS 4th

10月の下旬に約10日間のワークショップがあった。
新宿分館時代に稚魚ワークショップを1回、深海魚ワークショップを3回、筑波に移転してから底性魚ワークショップを3回行っており、
今回が底性魚ワークショップの4回目で、一連のワークショップもこれがとりあえず最終回、これで一段落。

ワークショップでは国内外からさまざまな分類群の専門家を講師に招き、国内の大学院生のトレーニングを行う。
今回の講師はオーストラリア(メルボルン博物館)・ニュージーランド(テ・パパ国立博物館)・北大から計3名、
学生は北大・三重大・京大・高知大・宮崎大・鹿児島大から計9名と、今までで最も小規模(予算の関係)。

アケビ

途中、施設メンテナンスのための全館停電の日があったので、その日はワークショップはフリーとし、
私たち科博のメンバーは植物園の池の魚類調査。

じゃぶじゃぶしてたらアケビを見つけた。
栽培用に品種改良されたやつだね。

アケビ

蜜が出ていてちょうど食べごろだった。

ゲンゴロウブナ Carassius cuvieri

植物園の池の魚類調査は2回目で、前回はギンブナが捕れていたが、今回はゲンゴロウブナも(いわゆるヘラブナ)。
誰かが放したんだろう。

フナ類に限らず淡水魚の標本写真はほとんど撮ったことなかったけど、こうして見ると鱗が金光りして結構きれい。

写真
D3 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G, Distagon T* 2/35 ZF, Macro APO-Lanthar 125mm F2.5 SL

        2015-11-05       面接官「あなたをポケモンで例えると何ですか?」

パプアンパイソン Apodora papuana

年明けに撮った写真でいいのがあったのを思い出した(ので載せた)。
パプアンの今の体重は 8 kgだが、年度末には 10 kgの大台を余裕で超えそう。

写真
有鱗目 ニシキヘビ科 パプアンパイソン Apodora papuana
D700 + Macro APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL

        2015-11-03       不動産「何かお探しで?」ウルトラマン「ヘヤッ!!」

アマゾンツリーボア・ブラックレオパード Corallus hortulanus (Leopard Phase)

前回、久しぶりにアマゾンツリーボアを撮ったので引き続き。
このブラックレオパードの色合いと顔つき、なかなかのモンでないかい?

アマゾンツリーボア・ブラックレオパード Corallus hortulanus (Leopard Phase)

購入時 40g、現在 130g、成蛇になった時どんな顔つきになっているのか、楽しみだ。

アマゾンツリーボア Corallus hortulanus (Garden Phase)

たまにはガーデンフェイズも。
体重が 1 kgを超えて一年以上になるが、今でも少しずつ成長し続けている。

アマゾンツリーボア Corallus hortulanus (Garden Phase)

安価で流通量の多いガーデンフェイズ、つまりはノーマル個体だが、
飼い込んでアダルト個体になるとそれなりにカッコイイんでないかい?

アマゾンツリーボア Corallus hortulanus (Garden Phase)

毒蛇チックだね。

アマゾンツリーボア Corallus hortulanus (Garden Phase)

写真
有鱗目 ボア科 アマゾンツリーボア Corallus hortulanus hortulanus
D700 + Makro-Planar T* 2/100 ZF, Macro APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL

 | HOME |