たゆたえど沈まず

MOGULER'S DELIGHT 別室 [NewEntry] [Admin]

カレンダー

05 « 2017-06 « 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

記事分類

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
(兼)
神奈川県立 生命の星・地球博物館
博士研究員(外来研究員)

HP: MOGULER'S DELIGHT
(ほったらかし中)
http://higedura.com/

mail: spearfishing (アット) ab.auone-net.jp

RSS

広告

FC2Ad

        2013-04-11       形になりつつあるもの・これからのもの

サンゴアイゴ

先日、オーストラリア・ニューイングランド大学の D.J. ウッドランド博士からメールがあり、共同研究をすることになった。

彼はアイゴ科というサンゴ礁性魚類を研究している分類学者。
もう大学は退官しているが、そのまま大学に籍を置き、研究を続けている。
(退官後も大学に残れるのは、日本では考えられないが海外の大学ではよくある)

私は学生時代にアイゴ科の分子系統と種間交雑の遺伝学的研究をしていたので、
ウッドランド博士とは国際学会で会った時に話をしたり、何回かメールでのやり取りがあった。

内容は詳しくは書けないが、アイゴ科内のある「種群」についての分類学的再検討を行おうというもの。
私のアイゴ論文でそのことについて触れていて、その後の学会でも続きに手を付けていたが(このデータはいまだ論文にはしていない)、
それっきりで放ったらかしにしていた。

科博で従事していたプロジェクトはアイゴ科とは関係なかったし、私が獲得した科研費も同様だったため、
アイゴ科の研究を進めたくても進められなかったのだった。
今回ウッドランド博士から共同研究の話が来たのは、私としても願ったりという感じだった。

すでにウッドランド博士はホロタイプの調査に入っていて、私は科博所蔵の標本をもう一度見直している。
科博所蔵の標本はほとんど私が採集してきたもので、沖縄島・石垣島・西表島・フィリピン・パラオ産のもの。
ここに掲載した写真は西表島で採集した個体。
採集してから標本処理するまで長い期間冷凍していたため、状態は良くないが、仕方がない。

1〜2年くらいで終われそうな、それほど大きなサブジェクトではないが、一つ新しい研究が始まった。


一方、国内の他大学との共同研究の論文が、1本が投稿済みで現在査読中、もう1本が投稿間近。
これらは順調だ。

私自身が筆頭著者の論文2本は、年度末からずっとバタバタしていてちょびちょびとしか進んでいない‥‥。
来週もまだいろんな手続きが残っているが、その辺りをパパッと片付けて早く進めなくては‥‥。

写真
スズキ目 アイゴ科 サンゴアイゴ(西表島産)Siganus corallinus
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可  

トラックバック

http://higedura.blog.fc2.com/tb.php/125-0870eaf6

 | HOME |