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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

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        2013-11-16       母パート 妹デート 俺ニート(575)

オリーブパイソン Liasis olivaceus

実は今いるオリーブパイソンは2代目になる。

さかのぼること7月中旬、給餌後で腹が膨れているにもかかわらず、セントラルパイソンが食べなかったラットL(300g)を差し出したら呑んだので、
さすがオリーブ、底なしの食欲と胃袋だなと呑気に構えていた。
ただ、間違いなく今までで一番腹が膨れていて、さすがに今回は餌をやり過ぎたなとは思っていた。

この一週間前までかなり暖かい日が続いていたのでヒーターを外したのだが、数日前から急に夜間が冷え込むようになり、25度を切るほどだった。
にもかかわらず、またヒーターをセットするの面倒だなとそのままにしたのが間違いだった。

餌の与え過ぎと急な冷え込みが重なり、消化不良になってしまったのだろう。
朝起きた時には生きていたが、出勤前にもう一度見てみると冷たくなっていた。
総排出腔の周りが赤黒く腫れた状態だった(パッと見はそんなに目立たない)。

正直なところ、餌の与え過ぎと急な冷え込み、どちらかだけだったら死にはしなかっただろうと思う。
だが、運が悪かったの一言で済ますつもりはない。
餌の与え過ぎも、急な冷え込みに対するヒーター再設置を怠ったのも、どちらも私自身の油断と怠慢が原因だからだ。

上の写真は死亡後に写したもの。187cm、1,838g。
もう少しで体重 2kgになろうかというところだった。

以前のボールパイソン・バターとこのオリーブは、琉大の戸田さん経由で京大の博物館に寄贈することになった。
(まだ私の家の餌用冷凍庫の中で眠っている)

オリーブパイソン Liasis olivaceus

こんな丈夫なヘビを死なせてしまうなんて、俺向いてねぇんじゃねーかとしばらく落ち込んでいたが、
オリーブのいない生活にどうしても耐えられなくなり、もう一度だけと、パプアン購入用に取っておいたお金で再びオリーブを購入することに。
初代(雄)を購入した個人ショップに問い合わせたところ、同腹の雌がまだいるとのことで、それを購入した。

8月上旬、2代目となる雌が到着(二枚目の写真・到着日に撮ったもの)。
開封すると、非常に小さい個体で驚いた。120cm、325g。とても同腹の個体とは思えない。
死んでしまった初代は上述の通り187cm、1,838g。体重は6倍近く違うし、パッと見で大人と子供くらい違う。
一枚目と二枚目の写真を比べてもらえば分かるが、顔つきも大人と子供だ。
ちなみに後日調べてもらったところ、ドイツのブリーダーのところにいる大元の同腹の兄弟たちは、初代と同じくらいとのことだった。
この2代目の個体だけの問題か。

で、こいつがまぁムチャクチャ荒い。
初代はおっとりしていて一度も咬まれたことはなかったが、2代目はケージの前に立っただけでガラスにガンガンぶつかってくる。
それだけならまだしも、飛んでくるだけでまったく餌を食わない。
(私宅への)輸送前に餌を抜いているとのことだし、体もホッソホソなのでかなり空腹のはずだが、怯えが食欲を上回っているようだ。
2,3回ほどホッパーラットをくわえて呑み込もうとしたが、私が見ているのに気付くと毎回パッと離してしまう(そして二度と食わない)。
さらに置き餌にしても食わない。ピンク、ファジー、ホッパー、アダルトのマウスとラット、すべて試したがまったく食わない。

これが「食うことしか考えていない」「とにかく食う、バカみたいに食う」「食欲がヘビの皮をかむっている」と揶揄されるオリーブなのか!?
オリーブじゃなくてナイーブパイソンかよ!と、クッソつまんねぇ駄洒落が思い浮かぶほどのナイーブっぷり。

そんな状態が1ヶ月以上続き、購入元に相談した結果、もう一度置き餌から試してみることに。
すると、環境に慣れてきたからかなのか、ついに食べた。
相変わらずバンバン飛んでくるし、呑んでいるところを見ている私に気付くと離してしまうが、
ともかく置き餌にしてケージから離れていれば食べるようになった。

何度か給餌した後、しばらくの間また餌を抜き、沖縄へ。また環境が変わってどうなるかと思ったが、引き続き食べてくれている。
まだ荒さは残るし相変わらずビビりまくりだが、ようやくピンセットからも餌に食いつき、私が見ていても(気にしつつも)呑んでくれるようになった。
ここ1ヶ月くらいから食欲が激増し、食べまくりの成長しまくり。900g目前となり、ゆっくりと成長しているウォーターパイソンをも抜いた。

もう大丈夫だろう。
成長期なので餌はたくさんやるつもりだが、くれぐれもやり過ぎないよう注意して、二度と同じ轍を踏まないようにしたい。

写真
有隣目 ニシキヘビ科 オリーブパイソン Liasis olivaceus
D700 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G

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コメント

オリーヴ残念でしたね・・・。
まさかオリーヴが食い過ぎで死ぬなんてと驚きましたが、
急激な冷え込みと重なったのは不運でしたね。
私も給餌後の温度低下には気をつけたいと思います。

2代目は苦労しそうな個体のようですが早く完全に落ち着いてくれるといいですね。

>で、こいつがまぁムチャクチャ荒い。
やったぜ!

本当にまさかという感じでした。かなりショックでしたよ‥‥。

まだまだ荒いですが、購入直後に比べるとだんだんやわらいできた感がありますね。
でかくなっても荒いままなのはマジカンベンですよ。

ちなみにあれだけ荒かったウォーターが今はすっかり大人しくなりました。

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