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栗岩

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        2014-07-15       南大東島調査 2014 終了

南大東島 ヒメハイビスカス

無事に調査から戻り、今日から仕事復帰。
2週間近く不在にしていたので、書類やらメールの返信やら苦手なことばかりが溜まっていて、それらを片付けることで一日が終わった。

肝心の調査だが、7月頭、南大東島に渡った日に、日本の気象庁より情報が早い米軍の気象予報ページで熱帯低気圧が発生したことを知る。
その後、熱低は台風(8号)となり、南大東島直撃コースで北進してきたが、徐々に進路は西に逸れ、沖縄本島直撃コースへ。

かなり近づいた状態でも勢力は衰えず、中心気圧 910 hPa。
あぁ‥‥。ベランダに物が出しっ放し。終わった‥‥。

長期不在にする時はベランダに物は置いておかないようにって不動産屋にあれほど言われていたのに、ついうっかりしていた。
ベランダの隣室との仕切り板が吹っ飛んだり、外置きの洗濯機が吹っ飛んだり、外では車が横転したりする沖縄をナメてましたよすみません。

ベランダに置いておいた物が吹っ飛んで、部屋の窓ガラスを割っていないことを祈りながらの調査となった。

南大東島 海軍棒

南大東島に到着した日。よく凪ぎて最高の海日和。
移動日などを除く丸々8日間の調査のうち、5日間潜り、2日間はタイドプールでの採集と漁港内での潜り、
何もできなかったのは1日だけだったというのは幸運だったと思う。

南大東島 亀池港

台風が近づき、海が荒れ始める。
南大東島は暴風圏内の端っこに入ったくらいだったので、風は強かったが、沖縄本島や宮古島で観測された風速 50 m などという馬鹿げた数値は出ず、
雨もほとんど降らなかった。

んなみ

後輩にカメラを渡し、海の近くまで行って波を見ていたら、急にデカイ波が‥‥

んなみ

逃げるも間に合わず、頭から波を被る。

んなみ

引き波でさらわれそうになるも、必死に、マジで必死に踏ん張る私(笑)。
海の藻屑にならずに済んだ。
いや結構マジで危なかったんやで〜

南大東島 調査メンバー

さいぞうさんが途中から参加予定だったが、ちょうど台風と重なってしまったのでキャンセル。
科博・琉大・鹿大(鹿児島大)の5人での調査となった。

南大東島 快晴

調査はほぼうまくいったと言っていいと思う。
2回目の調査にも関わらず前回と同じくらいかそれ以上の新たな種数を採集し、日本初記録種も出た。
データをまとめるのが大変だが、嬉しい悲鳴だ。

前回と今回の調査で、南大東島の浅海性魚類相の概要がようやくはっきりしてきた。
この島の海の特殊性は以前よりいろいろと指摘されていたが、ようやくそれらを科学的根拠・データに基づいて示すことができる。
そしてこの島の海は、南日本における魚類相形成史を明らかにする上で重要な鍵となるはずだ。

南大東島 夜空

11日夜、島から戻り、自宅前の駐車場で車が無事なのを確認。
2階の自分の部屋を見ると、無人のはずなのに電気がついている‥‥。
ヘビのケージのサーモスタットが台風による停電ですべてリセットになり、
繋いでいた蛍光灯が夜に点いて朝に消えるようになっていたのだった。
停電は丸一日近く続いていたようだ。

まぁそれは別にいいのだが、残念なことにGTPが死んでしまっていた。
不在時のことだけに原因も分からず、かなり気に入っていた個体だけに非常に大きなショックを受けた。
気温が高いので腐敗も進んでおり、ケージの中身はすべて廃棄、ケージ自体も腐敗臭がしみ込んでしまっていて、
今も漂白剤に浸けて殺菌中だ。

今回はそれほど長い期間の調査ではなかったが、やはりトカゲやカメ、カエルなどこまめな餌やりとメンテナンスが
必要な分類群は飼育できないことを再確認した。
ヘビはそれらに比べれば放ったらかしでも大丈夫だと思うが、それでも安心はできないんだなぁ‥‥。
つくづく、生き物の飼育は難しい。

写真
南大東島の風景
D700 + Nokton 58mm F1.4 SL II, Distagon T* 2/35 ZF, AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G
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