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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

国立科学博物館・博士研究員
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神奈川県立 生命の星・地球博物館
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        2016-06-22       みんな!丸太は持ったな!!行くぞォ!!(アメリカ旅行記-3)

Arizona

前回・前々回に書き忘れたことを少し。

グランドキャニオンではフェンスがあるのはごく一部で、ほとんど切り立った崖がそのままでそこから風景を見る形だった。
ホースシューベンドなどは一切フェンスがない。
実際、グランドキャニオンでは花が添えられている場所もあったし、今まで何人も落ちて死んでいるとのこと。
落ちて死んでもすべて「自己責任」の一言で済ませるというのはお国柄か。
日本では考えられないが、フェンスのような人工物があると一気に景観が台無しになるし、その方がいいのではないかと思った。

セドナで泊まっていた宿では、たくさんの鳥が餌箱に来ていて毎朝楽しませてもらった。
ハチドリも数種類いた。野生のハチドリを見るのは初めて。
でも鳥の写真はほとんど撮らなかったのが悔やまれる。

セドナではガラガラヘビとツノトカゲを探したが結局見つからなかった。
ただ、逃げられてしまったがクビワトカゲは見つけたで!
あとはウサギやリスがすぐその辺にいるのが楽しかった。

Arizona

セドナ滞在中のある日、妻が宿の人や同泊の人たちとアロマオイルのショップやワイナリーに行くというので、
私は一人、オーククリークの渓流に水遊びトレイルへ。
後で聞いたところ、実は妻は30分ほどで切り上げて、宿の人たちと別れて私と一緒にどこかへ行きたかったらしいのだが、
私としてはヤッタこれはチャンスと、「ゆっくりしておいで、俺は川に行ってるから」とプラッと出て行ってしまった。すまぬ‥‥。

渓流で魚やザリガニと戯れ、薮でトカゲを追いかけ、池でふくらはぎまで泥に浸かってオタマジャクシをすくい、
「やっぱオタマジャクシじゃ日本のカエルと区別付かねーし、何の種類か分かんねーな」と呟いていた時、私はふと思ったのだ。

「ついつい忘れがちになるけど、新婚旅行なんだよな。」
「俺は一体何をやっているんだ‥‥。今すぐ妻のもとへ行くべきなんじゃないか!?」

ただ、だからといって私が今すぐ準備をしてアロマオイルのショップに行くのと、
妻たちが買い物を終えて私のいるトレイルヘッドに来るのは同じ時間になりそうだし、
まぁこのまま待つのが一番だなと、再び手のひらにすくったオタマジャクシに目を移したのであった。

Arizona

帰国して数日後、科博のエレベーター内で地学研究部の矢部さんと会った際のやり取り。

「おっ、何か久しぶりですね。どこか行ってました?」
「新婚旅行でアメリカに行ってました。グランドキャニオンとか。」
「おおっ!化石を撮りに?」
「いえ(笑)、生き物を見に。」

グランドキャニオンと聞いての第一声が「化石を撮りに?」というところがさすが(笑)。

Grand Canyon

グランドキャニオンのビジターセンターに行った際に、ナショナルジオグラフィックのパークプロファイルを購入したのだが、
帰国後、写真を整理していて驚いた。

上の左写真は私が撮ったもので、一切トリミングしていない。
右のナショナルジオグラフィックの表紙と比べてみてほしい。
同じ場所・同じ構図で、(朝陽の当たり方から推察するに)同じ季節・同じ時刻で撮っていたのだ(ちなみに朝4時半過ぎ)。
広角レンズで全体像を撮ったものや、何か特徴的な岩があってそれを撮ったものというなら分かるが、
ポイントとしては有名だが特に特徴的な構造物があるわけでもない、だだっ広い風景。
その一角を100ミリの中望遠レンズで撮ったものだからね。

今回の旅行の手配は妻に丸投げ状態だったので下調べもしていないし、なるべく予備知識を入れないよう現地の写真もほとんど見ていなかった。
パークプロファイルを購入したのも写真を撮った後。
一致に気付いたのは帰国してしばらくしてから。
天下のナショジオの表紙だぜ?

いやー、俺ってやるなぁ‥‥。

終わり。

写真
D3X + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G, Makro-Planar T* 2/100 ZF
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コメント

さすが、ど迫力の素晴らしい写真ばかりですね(◎_◎)壮観な景色、楽しませて頂きました。
プロのカメラマンですね!!
しかし、岩とか、マニアックな写真ばかりじゃないですか!
アメリカの食べ物とか、宿とか町の写真も見てみたいですよ(^^)

奇跡的な写真ですね
職業柄でしょうか?とてもマメな印象と
1から読ませてもらい大変楽しませて頂きました。

気になったのですが、
野生のトカゲの発色はいかがでしたか?
粉塵に塗れてくすんだイメージが有るのですが
クビワトカゲ等気になりました(^^)

愛美さん
ま、マニアックですかね!?
調べてみましたが、709枚撮った写真のうち、
車と宿を撮ったのが17枚(2.4%)、風景や生き物を撮ったのが692枚(97.6%)でした‥‥。

晴れさん
クビワトカゲはくすんでベージュっぽい色合いで、首の黒いバンド模様はハッキリしているものの、
背中の青緑色や黄色はうっすらとしか見えず、ほとんど発色していませんでした。
逆に一枚目のハリトカゲ写真はお腹のコバルトブルーはものすごくギラギラしていてすごかったです。

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