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栗岩

管理人  [ 栗岩 ]

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        2012-11-22       来館ラッシュ

科博・液浸標本庫

明日から約2週間、科博(筑波研究施設)で第一回底性魚分類学ワークショップ(the 1st workshop on demersal fishes)が行われる。
昨年までに稚魚ワークショップ(larval fish workshop)を一回、深海魚ワークショップ(deep-sea fish workshop)を3回行っていて、
その新しいシリーズになる。

国内外からそのテーマの専門家と国内の大学院生を招き、科博にある未登録標本を使って、
学生に分類学のスキルアップ・トレーニングを施すというワークショップだ。
科博側には未登録標本の種同定や標本登録をしてもらえるというメリットがあり、
学生たちには専門家や他大学の学生との交流ができるというメリットがある。

新しく始まる底性魚ワークショップは全4回を予定していて、遠洋水研(遠洋水産研究所)から移管された標本を用いる。
今回はそれらのうちオーストラリア周辺海域産の標本を対象に行う。

※ 写真は液浸標本庫の電動移動棚。世界でもここまで大きな電動の移動棚は存在しないだろう。
 60Lのボトルに入る大きさまでの標本は、このフロアにすべて収蔵されている。

科博・液浸標本庫

ワークショップに関連する人とそれ以外の用事の人、いろいろだが、先週末から12月上旬までしばらく来館ラッシュとなる。

<ワークショップ関連>
マーチン・ゴモン(メルボルン博物館)
バリー・ラッセル(ノーザンテリトリー博物&美術館)
アラステア・グラハム(CSIRO)
遠藤さん(高知大)
本村さん(鹿児島大)
北大・高知大・鹿児島大の大学院生13名

本村さんはホテルは取っていないそうだ。んで私の家に泊まるらしい(笑)。

<ワークショップ以外>
村瀬君( JICA・コスタリカより一時帰国)
西川先生(東邦大)
K.T. シャオ(台湾中央研究院)
西田先生・井上さん・馬渕さん(東大・大気海洋研)

西田先生は私の東大時代の指導教官。
シャオ先生は私の台湾人の友人の元指導教官。私は何回か挨拶したことがある程度。

今思いつくだけでこれだけいるが、あと他にも誰かいたかも・・・。

科博・大型液浸標本庫

こちらは60Lのボトルにも入らない大型の標本を入れる場所(大型液浸標本庫)。
400Lのステンレス槽が28個ある。そのうち24個が魚類標本用、あとの4個が頭足類(イカタコ)用。
私が小笠原で銛で突いて捕ってきた21kgのカンパチも、ここに収蔵されている。

ちなみにこのステンレス槽、一つ100万円。
筑波に移転してくる際に買い揃えたもので、これらだけで2,800万円ということになる。
一つだけホルマリン固定用にしているのだが、投げ込み式の熱交換器と循環器を使ってホルマリンの温度を10℃になるようにしている。
そのため真夏でも大型個体の固定を行うことができる。

科博・大型液浸標本庫

液浸標本庫もすごいが、この大型液浸標本庫も圧巻だ。

写真
国立科学博物館・筑波研究施設・液浸標本庫および大型液浸標本庫(ともに一般非公開)
D3 + AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G

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